女性も学校を卒業すれば、当然のように就職して仕事を持つようになった現代社会。働き方にもいろいろな選択肢がありますが、仕事が生きがいにもなることもあれば、ときとして悩みやストレスになることも……。

今回は、NPO法人日本FP協会が、全国の20代〜50代の就業女性1,200人を対象に実施した「働く女性のくらしとお金に関する調査 2017」の調査結果をもとに、イマドキ女性の働き方の実態と本音に迫ります!

 やっぱりプライベートが優先!? 理想の働き方とは

最近では、女性の働き方も多様化しています。上述調査の対象となった就業女性の雇用形態の内訳も、正規社員・職員、契約・派遣社員、パート・アルバイト、役員・事業主とさまざま。

「外に出て働いていたい」と「家庭のことに注力していたい」のどちらにあてはまるかを聞くと、「家庭のことに注力していたい」に近い女性たちが 65.0%で多数派となりました。

また、「働くなら、バリバリ働きたい」と「働くなら、ゆるく働きたい(家計の足しになる程度)」のどちらにあてはまるかでは、「ゆるく働きたい」に近いが 64.8%で多数派となり、やりがいや出世を求めてバリバリ働きたいと思う人よりも、“ゆるい働き方”を希望する人が多い結果となりました。

イマドキの女性は、外に出て働きたくないわけではないけれども、家事や育児、プライベートを犠牲にするような働き方は望んでいない人が多いようです。

男女平等と言われて久しい日本ですが、依然として女性のほうが家事や育児を担うケースが多いこともあり、仕事との両立には負担や限界を感じている女性が多いのかもしれませんね。

働く女性が改革してほしいことは?

仕事をしていく上で、実施してほしい取り組みを聞くと、

「有給休暇の取得促進」(48.7%)

「賃上げ促進(最低賃金の引き上げなど)」(47.4%)

「副業の解禁(柔軟な働き方を容認)」(37.3%)

「同一労働同一賃金(雇用形態に依らず仕事に応じた給与を支払う)」(36.9%)

「転職・再就職・復職支援(社会人学び直し、職業訓練など)」(32.1%)

「いわゆる“働き損”の解消(配偶者 控除の見直しなど)」(31.6%)

「産休・育休の取得促進/拡充」(30.5%)

となり、多くの人が、賃金や休みについて改革を望んでいることがわかりました。

また、幼い子どもを育てながら働いているワーキングマザーからは、子育てにかかる金銭的な負担を緩和する取り組みや、子育てをしながらでも安心して働ける取り組みの実現を期待する声も。収入を増やすための副業をはじめ、在宅勤務やリモートワーク支援といった、柔軟な働き方やキャリアチェンジに関する取り組みも期待されているようです。

仕事の悩み……、誰に相談する?

では、働く女性は仕事の悩みを抱えたら、どのような相手に相談したいと思うのでしょうか。“職場の人間関係”に関する悩みごとや不安を相談したり、アドバイスを受けたいと思う相手は誰かを聞いた結果を見てみましょう。

3位「職場の同僚」(39.9%)

2位「パートナー(配偶者・恋人)」 (40.9%)

1位「友人」(46.8%)

職場で抱えた人間関係や悩みは、職場以外の相手に相談したいと思う人が多いようです。

一方で、“キャリアや働き方”に関する悩みごとや不安を相談したり、アドバイスを受けたいと思う相手は誰かを聞くと、

3位「職場の同僚」(37.1%)

2位「職場の上司」(38.3%)

1位「パートナー(配偶者・恋人)」(39.6%)

となり、職場関係の人と、一番身近な存在であるパートナーにも中立的なアドバイスを受けたい人が多い結果になりました。悩みによって相談する相手を選んで、より良い選択をしようと考えていることがわかりますね。

以上、イマドキ女性の働き方の実態でしたが、いかがでしょうか?

生活していくために、そして人生を豊かなものにするために必要な“仕事”。できることならバランスよく、ストレスフリーで働けるような社会にしていきたいものですね!

【参考】

※ 働く女性のくらしとお金に 関する調査 2017 – 日本FP協会