今回ご紹介するのは、ディズニー映画『美女と野獣』をアカペラミュージックとダンスで表現した動画。

エマ・ワトソン主演の実写版『美女と野獣』がこの春公開されるのに合わせて公開されたものですが、1991年のアニメ映画の中の印象的なシーンをアカペラミュージックとダンスだけでたった5分に凝縮して表現しているんです。

アニメではオーケストラと合唱で構成されていた怪しく物々しい音楽を、動画ではたった9人の男性アカペラで表現。ボイスパーカッションで吹きすさぶ風を表現し、コーラスが雰囲気を盛り上げていますが、その迫力たるや圧巻で、涙が出そうになります。動画の冒頭10秒を視聴するだけで、ぐっと引き込まれてしまうこと、請け合いです。

【『美女と野獣』って?】

『美女と野獣』は、父の身代わりとなったベルが、魔女の呪いで野獣の姿になった王子の城に幽閉されるうちに、次第に野獣と心を通わせ、愛の奇跡が起こるというファンタジー・ロマンス。王子の城では食器や家具がしゃべり、動き、ベルを助けます。かわいいコーヒーカップを覚えている人も多いのでは?

このアニメは、その芸術的な仕上がりでアニメとして初めてアカデミー賞にノミネートされました。美しく賢く生き生きしたベルの様子と、不器用ながらベルを愛する野獣の愛の物語に、うっとりして観た人も多いはず。特に黄色のドレスを着たベルと野獣がダンスを踊るシーンはビデオのパッケージにもなっていて、印象的なシーンです。

【歌い手が豪華なんです!】

動画はそのアニメ『美女と野獣』の印象的なシーンと音楽をアカペラミュージックとダンスだけで表現。動画の冒頭は魔法にかけられた城が登場人物の目前に現れたときのアニメと同じ音楽で始まります。

歌っているのは、ブリガム・ヤング大学のBYU Vocal Pointという9人組男性アカペラ・グループと、大統領就任祝賀舞踏会で歌声を披露したという14歳の歌姫レキシー・ウォーカー。

ポップスからクラシックまで歌うBYU Vocal Pointとレキシー・ウォーカーの相性は抜群で、レキシー・ウォーカーの若々しい歌声はベルの様子にぴったりです。

【演出もものすごく凝ってます!】

ダンスは、ブリガム・ヤング大学のBYU Ballroom Dance Companyが完全に振り付け。しゃべったり動いたりする食器は出てこないのですが、アニメを観たことがある人なら「ああ、この人たちは食器役ね」等と、すぐにわかるはずです。

動画の前半レキシー・ウォーカーは『美女と野獣』のベルと同じ青い服で登場します。途中まではレキシー・ウォーカーがベル役なのですが、途中で黄色のドレスを着たベルと野獣がダンスを踊るシーンになると、レキシーは完全に裏方として歌い手に徹するのです。

この辺りの演出方法など、そこここに凝ったアイデアがちりばめられていて、もう単なる動画をはるかに超えたレベル。1つの作品として成立しちゃっているんです。

5分の動画ですが、何度視聴しても飽きません。ぜひイヤホンで味わってみてください。

参照元:YouTubeCOSMOPOLITANBYU Vocal Point

執筆=山川ほたる(c)Pouch

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