「最近なんだか疲れやすいけれど、年齢のせいかしら!?」とお悩みだったりしませんか?
加齢に伴い体は疲れやすくなるとも言われますが、ホルモンケア推進プロジェクトの「“更年期世代女性の体調変化と心理状態”調査」によって、“気質”も疲れやすさと深い関係があることがわかりました。今回はその実態に迫ります。あなたの気質はいかがでしょうか?

気質が不調に影響している!?

更年期にさしかかってくる40~50代の女性333名に実施された同調査では、ここ5年間での“身体や体調の変化”について質問。すると、“がむしゃらな生きかたをしている”女性と、“そうではない”女性では、不調の度合いに差異が生じていることが判明したのです。

他人から「がむしゃらだ」と言われた経験のある女性(以下:がむしゃら女性)は全体の67.3%(「よく言われる」「たまに言われる」の合計値)で、言われたことのない女性(以下:非がむしゃら女性)は32.7%でした。

そこで、“がむしゃら女性”と“非がむしゃら女性”に分けて体調変化の関係を調べたところ、「体調変化を非常に感じている」と回答した“がむしゃら女性”は54.0%なのに対し、“非がむしゃら女性”は39.4%にとどまるという衝撃的な事実が発覚しました。

では、それぞれどんな不調を感じているのでしょうか。

がむしゃら女性の方がより「疲れやすくなった」と実感

現在感じている不調をあげてもらいつつ、「実感している体調変化のうち、ストレスを抱いている症状は?」と質問をすると、“がむしゃら女性”と“非がむしゃら女性”では次のような傾向が出ました。

“がむしゃら女性”のストレスを感じる不調ワースト3

3位:痩せにくくなった・・・30.8%
2位:シワ・たるみが増えた・・・33.9%
1位:疲れやすくなった、体力が落ちた・・・52.9%

“非がむしゃら女性”のストレスを感じる不調ワースト3

3位:痩せにくくなった・・・23.6%
2位:シワ・たるみが増えた・・・35.8%
1位:疲れやすくなった、体力が落ちた・・・42.5%

順位こそ同じものの、その割合には大きな差異が生じています。

とくに、1位の「疲れやすくなった、体力が落ちた」については、“がむしゃら女性”の過半数が選ぶ結果に。

また、女性にとって気になるテーマ“ダイエット”に関係する「痩せにくくなった」についても、“がむしゃら女性”のほうが痛感している割合が多い実態が浮き彫りとなったのです。

「がむしゃらだね」と言われる女性は、意識も高く持っているはず。だからこそ、がんばりすぎて疲れて、体力の低下を敏感に察知するのかもしれません。また、「疲れやすくなった、体力が落ちた」といった自分の変化にもイライラして余計にストレスを抱えてさらに不調を招く……という悪循環に陥ってしまうのかも。

では、“がむしゃら女性”がストレスを抱えないためには、どうすればよいのでしょうか?

ストレスを抱えない性格になるには?

ストレスを抱えない性格になるにはどうしたらよいか、心理カウンセラーの鈴木雅幸さんに伺いました。

「(ストレスを抱え込まない人は)何でも1人でやろうとせず、人の手を上手に借りられる人です。また、“まあ、いっか”と気持ちの切り替えも早い楽天的なタイプに多いようです。
ですので、ストレスをためない性格になるには、達成感を求めすぎたり、人の期待に応えようとし過ぎたりせず、仕事や家事、子育ても、周囲の人と一緒にやっていく工夫ができるとよいでしょう。
また、自分が心から楽しいと感じられることを生活の中に少しずつ取り入れると、ストレス予防にも効果があります」

「耳が痛い」と思う人も多そうですが、1人で頑張りすぎず、ときには他の人に頼ってもよいのです。考え方を転換し、「まいっか」の精神でストレスをためにくい性格に寄せていきましょう!

いかがでしたか? 「私もがむしゃら気質を持っているかも」と心当たりのある女性は、ぜひ参考になさってみてください。

(ライター 並木まき)

【取材協力】

※ 鈴木雅幸・・・心理カウンセラー。昭和42年東京生まれ。元スクールカウンセラーであり、現在も教育相談を継続中。女性の悩み相談も多数受けている。企業研修講師・セミナー講師。『臨床カウンセラー養成塾』塾長。著書『感情は「5秒」で整えられる』(プレジデント社)が台湾でも出版。鈴木雅幸公式サイト

【参考】

「更年期世代女性の体調変化と心理状態」調査 – ホルモンケア推進プロジェクト

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