毎日いろいろな人に会っていると、その人の性格が各人の人生に大きな影響を与えることが、よく分かりますよね? 実は、その人の健康問題にも当然大きな影響を与えるのですが、「ある性格の人は心臓病や脳の病気にも掛かりやすい」ことをご存じでしたか?

そこで今回は、厚生労働省の情報を参考に、心臓病や脳卒中に罹患(りかん)しやすいタイプの人についてご紹介しますね。

 

■“タイプA型人間”と“タイプB型人間”とは?

アメリカの医師フリードマンとローゼンマンが、いちはやく人間の性格と心筋梗塞の関係に気づき、“タイプA型人間”の存在を提唱しました。

この“タイプA型人間”とは、血液型がA型というわけではありません。“積極性に富んだエネルギッシュな人”を総称して指す言葉で、その対極にある穏やかでのんびりとした人が“タイプB型人間”と分類されます。

 

■“A型人間”チェックリスト

「私は、タイプA型人間かな? タイプB型人間かな?」と思った方、以下の項目に当てはまると感じる項目は、幾つありますか?

・生活の中心は仕事

・スケジュールは毎日びっしり詰まっている

・一度に2つ以上の仕事を抱えている

・1日の睡眠時間が6時間以下

・土日に2日間まるまる休むことはめったにない

・旅行先でも仕事をしたり、仕事のメールをチェックしたりしている

・完ぺき主義者である

・常に仕事のストレスを感じている

どうでしょうか?

「あ、これあてはまるかも……」が6項目以上ある人は、A型人間の可能性が大です!

 

■性格が引き起こす脳卒中や虚血性心疾患(心筋梗塞など)

A型人間に分類される“積極性に富んだエネルギッシュな人”は、仕事熱心で成功への欲求が強い、自信に満ちあふれた人とも言えます。しかし、逆にその“前向きで積極的な性格”が裏目に出たとき、負けず嫌い、支配欲が強い、怒りっぽいといったマイナス面も顔を出します。

しかもカッカして不愉快になり、少しブレイクが必要なときであっても休息を好まず、強いストレスを感じながらも「挽回せねば」と活動的に生活してしまいがち。ストレスは交感神経を刺激して、血管を収縮させ血圧を上昇させます。A型人間の血管は、常に無理を強いられている可能性が高いのですね。

さらにストレスによって体内でカテコールアミン等の物質がたくさん作られ、悪玉コレステロール濃度や血糖値まで高まってしまうとか。そのうち血管が深刻なダメージを受け、脳や心臓の血流が悪くなったり破れたりして命にかかわる大問題に……。

 

■A型人間はお酒や食生活にも要注意!

しかもこの手の人は、強いストレスをお酒で解消する人、肉食を好む人が多いとか……。ドキッとした方、いませんでしたか?

日常的な飲酒は血圧を上げて血管に負担を掛けますし、動物性脂質を過剰に摂取し続けていると、そのうち体のバランスが崩れて、血中の悪玉コレステロールが増えてしまう恐れも。肥満になるリスクもありますよね?

性格だけでなく、性格がもたらす生活習慣によっても脳卒中や虚血性心疾患のリスクが高まるのです。

 

以上、脳や心臓に異常をきたす要注意の性格をまとめましたが、いかがでしたか?

厚生労働省の調査によると、日本人の死因の2位と3位は心疾患と脳血管疾患(脳卒中など)。いずれも血管や血流の悪化が大きな引き金になるので、十分に注意したいですね。

「なかなか性格は変えられない……!」という人は、血管の健康維持に効果的な有酸素運動を心掛け、その時間だけは仕事を忘れてストレス解消をしてみるといいかもしれませんね。

 

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