子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方一つで毎日の仕事の強い味方になってくれます。

文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。

第25回目のテーマは「日記」です。「日記」と言うと「1月1日から始めないと!」「ってもう、いつの間にか2月だし……」と思うかもしれませんが、今回はいつからスタートしてもオッケーな日記を中心に選んでいただきました。

猫のように気まぐれに書こう

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「日記」と言うと、「毎日書かないといけないのかな」と義務感に苛まれたり、最初は張り切っていたけれど、書き忘れたら途端にやる気がなくなったりという人も少なくないのではないでしょうか? そんな人にオススメなのが、好きなときに、好きなだけ書く「きまぐれ日記」(ミドリ)。

この日記の特徴は、日付の欄はあるものの、特に「ここまで書きなさい」と決まっていないので、書きたいだけ書けること。ページ数も多くないので、日記を書くことが習慣化していない人も気軽にトライできます。紙の質がよいため、万年筆で書いても透けず、色も目に優しいクリーム色です。表紙は「きまぐれ」にちなんで猫の金箔押しがあしらわれており、猫好きにもオススメです。

商品名:きまぐれ日記(ミドリ)
サイズ:H210×W148×D7mm、116ページ
価格:700円(税抜き)

眺めているだけで自由な気分に

空色のキモチ

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書き始めの日付が決まっていない日記でもう一冊ご紹介したいのが「日記 空色ノキモチ」(ミドリ)。その名の通り、表紙も中身も空のデザインで眺めているだけで自由な気分に。全368ページなので、365日1日1ページ書くことができます。

商品名:日記 空色ノキモチ(ミドリ)
サイズ:H181×W130×D22mm、368ページ
価格:1800円(税抜き)

質問に答えるだけ! 変わりゆく自分を実感できる

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「普通の日記では物足りない!」という人にオススメなのが「5Years Q&A Diary 1日1問5年日記」。1日1問、「嬉しかったことは」「夕食は何を食べた?」「昨日見た夢は?」といった簡単な質問に答えていくだけです。「去年はこう答えていたんだ」と振り返りができる日記で、変わっていく自分を実感できます。こちらもいつから書き始めてもオッケーです。

商品名:5Years Q&A Diary 1日1問5年日記(二見書房)
サイズ:A6判
価格:1500円(税抜き)

中身はなんと原稿用紙!

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「一風変わった日記」で言うと、文豪の気分になれる「文芸日記」(博文館新社)もオススメです。日記を開くとページが200字詰めの原稿用紙型に。最近の日記には珍しく、縦書きなので日本語を美しく書きたい人に手に取ってほしい一冊です。こちらも日付は書いてないので、いつでも好きな日から始められます。布貼りの装丁がなんとも素敵です。

商品名:文芸日記(博文館新社)
サイズ:A5版、368ページ
価格:1940円(税抜き)

日記帳を買わなくても…

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最後に、「それでも日記帳を使い切る自信がない」「文章をたくさん書けない!」という人に試してほしいのが手帳のマンスリーに書き込むマンスリー絵日記。1日あったことや食べたもの、行ったところをイラストやシール、スタンプで自由に書き込むのが今、流行っています。私は昨年の11月からやっているのですが、何気ないことでもたまると達成感と充実感があってオススメです(笑)。何もなかった日は食べたものを書いておくのでもオッケーです。

まきの一言メモ

日記って実は続かない人が大半なのでは? と思う今日この頃。「書かなきゃいけない!」という気持ちが上回って挫折するんじゃないかなあと思います。なので、まずは書くこと自体を楽しめる日記を中心にご紹介しました。どれも書きはじめは決まっていないので、まずは気負いすぎずに続けてみてはいかがでしょうか?