恋人同士でも夫婦関係でも、できる限り長続きさせたいと願う人がほとんどでしょう。

最初のうちはラブラブだけど、あっという間に関係が冷え切ってしまった……というのでは悲しいですよね。

そこで今回は、あたたかい関係を長続きさせるために気をつけるべきポイントについて、専門家のアドバイスや格言等を参考にお伝えします。

1: いつも一緒にベタベタ……は逆効果!ひとりの時間を大切にする

英Independentの記事では、恋人や夫婦の関係を壊す振る舞いについてカウンセラーのArabella Russell氏の回答を紹介しています。

Russell氏によると、いつも一緒にべったりするのはあまり良くないそう。たとえ少しでも、ひとりの時間を意識的に設けるようにした方が長続きします。

<パートナーとは別々の興味関心を持つことは、幸せな関係にとって重要な要素のひとつ。(中略)別の興味関心を持つことであなたの自信も高まりますし、さらにあなたがいない間、パートナーが寂しささえ感じていることに気づくでしょう>

たとえ大好きな相手でも、四六時中べったり一緒にいると息が詰まるものです。「鬱陶しい、どこかへ行ってほしい」と思われるまでに、ひとりの時間を作って充実させてみるとよさそう。

パートナーは、離れている間に「寂しい、会いたい」という気持ちになるかもしれませんし、ひとりの時間を満喫してリフレッシュしてかえってきたあなたを見て「ますます素敵になった」と思うでしょう。

2: 「私をこんな気分にさせたのはあなたのせい」はNG! 自分の感情に責任をもつ

パートナーとケンカをして感情的になると、つい相手を責めたてるような口調になってしまう人も多いでしょう。

でも、このような態度だと問題は解決しないばかりか、ますます悪化してしまいます。

Russell氏も、

<「私はこう感じる」よりも「あなたが私をこんな気分にさせた」という言い方の方が、とても非難めいています、とRussell氏。自分の感情には自分で責任を持つべき。自分にその感情を味わせることができるのは自分自身のみであり、誰のせいでもありません。パートナーを責めたてるよりも、まず話し合って「あなたがそういうことをすると、私はこういう風に感じる」と伝えてみましょう>

とアドバイスしています。

向後千春氏の著書『幸せな劣等感 アドラー心理学<実践編>』(小学館)でも、冷静な話し合いの機会をできる限りたくさん持つことを勧めています。

同著によると、私たちが人間関係でイライラしているときというのは、自分の期待や理想が他人によって裏切られた状態。私たちはひとりひとり異なる枠組みで世の中の物事の良し悪しを判断しており、これを“私的感覚”と言います。

対策としては、周囲とできる限りたくさんコミュニケーションをとって、共通点を見出すことが大切だそう。

<お互いの私的感覚を語り合うと、どこかで共通点を見つけることができます。共通点とは、両者が合意できる感覚のこと>

各人の“私的感覚”が交わっているところが”共通感覚”であり、これが多いほど人間関係のトラブルが減るとされています。

パートナー間でも、攻撃するためではなく思いを正確に伝えるために話し合うという気持ちを持つと良さそう。もちろん、相手の対応も重要ですが……。

3: 勝手に想像しないで、まず思い切って質問してみる

付き合いの長いカップルや夫婦であるほど、お互いの気持ちや価値観を「もうわかってる」と思いがち。

そのため、十分に話し合わないまま勝手に相手の気持ちを想像してしまうことがありますが、Russell氏によるとこれがトラブルのもと。

<これは思い込みに繋がりますし、本当は自分がどういう気持ちなのかということについて実際にコミュニケーションを互いにとることをやめてしまうからです>

日本では、とりわけ“何も言わなくても察する”とか”あうんの呼吸”などの関係性が神聖化されがち。しかし、パートナーから“エスパー”になることを求められて困っているという悩みも多いもの。

2でも触れましたが、できる限り話し合いをすること、そして話し合いができるパートナーを選ぶことが大切かもしれませんね。

以上、パートナーとの関係を長続きさせるポイントでしたが、いかがでしょうか?

健全な関係を築くために、面倒でも話し合いをとことんできるようにしたいですね。

【参考】

Independent -7 EVERYDAY BEHAVIOURS THAT CAN HARM A RELATIONSHIP, ACCORDING TO AN EXPERT

※ 向後千春(2017)『幸せな劣等感 アドラー心理学<実践編>』(小学館)

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