あなたの職場の同僚のなかには、「あの人と関わると、なぜかモメ事が多いんだよねー」と感じる人はいないだろうか?

俗に“トラブルメーカー”と呼ばれる人たちだが、法律相談窓口を運営している日本法規情報株式会社が実施した調査によれば、ビジネスパーソンの約半数の人が「職場に“トラブルメーカー”と言える人がいる」と認識しているのが実態だそうだ。

つまり、どうやらこの手の“社内の困ったちゃん”は、様々な職場に生息しているのが、悲しいけれど現実のよう。

では、どんな立場の人が“職場のトラブルメーカー”になることが多いのだろうか?

今回は、同調査結果をもとに、職場に生息する“トラブルメーカー”の実態についてご紹介しよう。

 

■1:上司

同調査で「職場のトラブルメーカーは、上司、同僚、部下のうち誰か?」と尋ねると、“上司”と答えた人は21%にとどまる結果になったという。

『BizLady』の過去記事「えっパワハラ・セクハラは5位!? 深刻な“職場トラブル”原因1位は…」では、職場では人間関係のトラブルが最も多く、その中でも上司とのトラブルを抱える人が多い実態をお伝えしているが、相手が上司である以上、諭すわけにもいかず、ただただじっと耐えて、あまり関わらないように努めている人もいるかもしれない。

対応に最も苦慮させられる“トラブルメーカー”といえそうだ。

 

■2:同僚

そして、“職場のトラブルメーカー”調査でワースト2位に選ばれたのは“同僚”という結果に。

同じチームにいるメンバーが“困ったちゃん”の場合、度々、仕事の足を引っ張られ、苦労している人もいるのではないだろうか?

同僚は自分では選べない関係だが、トラブルメーカーから“ライバル視”されつつ一緒の仕事に関わらなくてはならないなんて事態になれば、その苦痛は耐え難いものがあるだろう。

 

■3:新人

そして同調査で“職場のトラブルメーカー”の堂々のワースト1位になったのは、“新人”。なんと調査対象のほぼ半数、47%もの人たちが、「“困ったちゃん”は新人に多い」と痛感している現実が浮き彫りに。

新人の“ダメっぷり”によって、仕事にトラブルが発生することが多いという、残念すぎる実態が改めて明らかになったのだ。

回答者からは、メモをとらずにミスを繰り返す新人などに苦慮しているというコメントもあったようだが、“トラブルの芽”は小さいうちに摘むということも、先輩社員に求められている指導の1つと心得ておこう。

つまり、新人のうちに“トラブルメーカー”となりうる人がいたら、いち早く指導に力を入れたり、関係部署や専門家に相談するなどの対策を講じておくということが、職場にトラブルメーカーを生息させないために効果的な対策となるだろう。

 

以上、職場に生息するトラブルメーカーの実態をご紹介したが、いかがだろうか?

1人のトラブルメーカーの存在によって、チームの足並みが崩れたり、職場の雰囲気が険悪になってしまうなどの残念な実態を抱えている企業もあるだろう。

“予防法務”という言葉もあるが、最初は笑い話で済んでいたところが、徐々にエスカレートして収拾がつかなくなる事態も起こりうる。

職場内のトラブルメーカーによって、仕事や会社を過度に乱されることを防ぐためにも、深刻化する前に専門家や自社の法務部に相談するなどの対策を講じる意識も、大切といえるだろう。

 

【参考】

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