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「うちの子、何か変だ」と感じても、個性だと思って自閉症のサインを見過ごしていませんか?

未診断・未治療の自閉症の子どもも少なくないそうで、少し軽い障害を含めると約100人に1人の確率で見つかるとか……。ちょっと人ごとではない割合ですよね?

そこで今回は、国立精神・神経医療研究センターや厚生労働省の情報を参考に、“子どもの自閉症サインを見抜くポイント”をまとめました。

 

■1:物に対する興味・関心を親と共有できているか?

最初のチェックポイントは、興味・関心の“共有の仕方”になります。そもそも自閉症とは、多くの遺伝的な要素が絡み合って生じる、生まれつきの脳機能の障害です。

そうした障害があるために例えば、

(1)興味を持った物を指さししない・親の指さした方向を見ない

(2)興味を持った物を見せに持ってこない    

(3)親の視線に気付いて、同じ物を目で追わない

(4)何か予期せぬ物を見掛けたとき、親の表情や反応を確かめない

といった傾向が見られるとか。もちろん、そのときどきに何か別の物に気をとられているだけかもしれませんが、物への興味や関心を親と共有できているか、あら探しにならない範囲でチェックしてみてください。

 

■2:人への興味・関心に問題がないか

次は、人への興味・関心に関連したチェックポイントです。

(1)興味を持って他の子を見つめたり、手を伸ばしたりしない

(2)親の表情や動作をまねようとしない

といった点が気になりませんか?

自閉症がある子どもは、他の子どもに興味を持たず1人遊びに没頭していたり、親のまねをしなかったりする傾向があるそう。自然な形で子どもを誘い出しながら、上記のポイントをチェックしてみてください。

 

■3:コミュニケーションに問題がないか

最後は、子どものコミュニケーション方法をチェックしてください。

(1)1~2秒以上、親の目を見つめない

(2)笑いかけても笑顔を返してくれない

(3)名前を呼んでも反応しない

(4)親の注意・関心を自分に引こうとしない

など、気になる部分はありませんか? あら探しになってしまってはお互い疲れてしまいますが、自然な形で名前を呼んだり笑いかけたりして、上述のような反応を引き出してみてください。

 

以上、“子どもの自閉症サインを見抜くポイント”をまとめましたが、いかがでしたか? 生後18カ月から24カ月の時点で初期のサインが見られるそうです。

現段階では、残念ながら根本的な治療は望めないようですが、早期発見をすれば子どもの発達や適応を上手に促してあげられるようです。

また、小児科のかかりつけ医と日常的に接していれば、専門的な視点から自閉症のサインを代わりにキャッチしてくれるかもしれません。その意味でも子どものかかりつけ医は大切なのですね。

 

【参考】

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