皆さんはイライラしたとき、どんなことをしますか? 深呼吸したり、音楽を聴いたり、と何かで気を紛らわせようと考える方は多いと思います。でも、それでも気が紛れないと、ヤケ食いしてしまったり、派手に買い物したり……ついパーッとお金を使ってしまう方もいるのではないでしょうか。

もちろん、それでイライラ解消できるのなら悪いことではないのですが、いつもイライラ解消のためにお金を使っていれば、それはただの浪費。家計のムダになってしまいます。

今回は、日本アンガーマネジメント協会が、全国の20歳~59歳までの男女約450人を対象に行った「“怒り”に関するアンケート調査」の結果を参考に、ファイナンシャルプランナーの筆者が、イライラ解消に使うお金についてお伝えします。

 

■イライラを解消できる金額はいくら?

同調査での「あなたが感じたイライラをお金で解消するにはいくら必要ですか?」という質問に対し、51%の人が「0円」と回答しています。約半数の人は「イライラをお金では解消できない」と感じているようです。

残りの人は、イライラを解消できるとする具体的な金額を回答しています。最も多かった金額は「1,000円」。次いで「1万円」、「5,000円」、「500円」、「3,000円」となり、「イライラをお金で解消できる」と答えた人のうち、1万円以下の金額を挙げた人は約83%になりました。

約8割の人が「1万円くらいあればイライラを解消できる」と考えているようです。 

調査では、イライラをお金で解消できると思うタイプ、思わないタイプがほぼ半々に分かれましたが、皆さんはどちらの考えに近いでしょうか。

 

■イライラ解消にはやっぱり“飲食”

また“イライラを解消する金額”として答えたお金で「あなたは何をしてイライラを解消しますか?」という質問に対しては、「おいしいご飯を食べに行く」、「買い物をする」という回答が同数で1位になっています。

次いで「スイーツやお菓子など甘いものを買う」、「お酒を飲みに行く」、「エステやマッサージに行く」、「コーヒーやジュースを買う」となっており、解消方法には“飲食行為”が目立ちます。飲食は、イライラ解消の“王道”ともいえそうです。

 

■イライラ解消のための支出はこう減らそう!

とはいえ、イライラするたびにお金を使って憂さ晴らしをしていたら、余計な支出が増えてしまうもの。わずか500円くらいと思っても、毎日支出していれば、ひと月では約1万5,000円にもなってしまいます。

この支出を減らすには、まずは、お金のかからないイライラ解消法を考えておくべきでしょう。散歩、ストレッチ、瞑想など、試しながら、自分に合った方法を考えてみてはいかがでしょうか。

また、お金でイライラ解消をしたときには、レシートを残し、翌日に「イライラ解消のために本当に必要な支出だったのか?」と冷静に検証してみるのもおすすめです。支出について考えることを習慣にすると、お金を使う前に「これは本当に必要な支出なのかな?」と考えられるようになるでしょう。

 

いかがでしたか? お金を使わないイライラ解消法なら、節約できるだけでなく、食べ過ぎ飲み過ぎも予防できて、健康維持にも効果があるのではないでしょうか。ぜひ考えてみてくださいね。

 

【参考】

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