小学校に子どもを通わせている皆さん。わが子の将来を思うあまり、教師に対する言動に熱が入りすぎていませんか? 行き過ぎると先生たちから、敬遠されてしまうかも……。今回は関東の某小学校で教師を務める現役の先生に、「こんな人は困る……」という親の共通点を教えてもらいました。うっかり自分がしていないか、是非チェックしてみてくださいね。

1:わが子の成績ダウンを納得しない

最初は子どもの成績ダウンについて。確かに中学受験などを考えているご家庭からすれば、子どもの成績ダウンは深刻な問題でしょう。

三者面談などで先生に異議を唱えたくなる、その気持ちも分からなくはありませんが、先生にとっては「困ったな」と敬遠されている様子です。

学年が変わるとガラッと成績が落ちることも

「成績は、学年が上がると、急に下がることもあるのです。学年が上がり、学習内容が増えると、曖昧な部分を残している子は、どうしても理解している子どもと徐々に差が出てきます。今は各評価基準で細かく絶対評価していることも理由としてあります」

にもかかわらず、去年までの成績の延長で「今年の成績も悪くはならないだろう」と考えてしまい、下がった成績に対して納得がいかない親御さんも一部いるようです。

「特にこうしたケースは、お子さんの成績が標準よりも少し上の家庭に多いです」との言葉も。

教育熱心になって、お子さんの成績に一喜一憂してしまう親御さんは、ちょっと要注意のポイントですね。

2:クラス編成に自分の意見を入れようとする

次はクラス編成について。一部の親御さんからすれば「あそこの家の子とは、できれば一緒のクラスにしてほしくない」などといった本音もあるかもしれません。

しかしその考えを、実際に三者面談の場で先生に求めるとなると、話は違ってきますよね。

クラス編成の希望を伝えられても…

「他に三者面談で困ることと言えば、クラス編成についてです。“あの子と一緒にしてくれ”だとか、“あの子と離してくれ”だとか、クラス編成についての希望を求めてこられる親御さんがいます。ですが、“はい”とは言えるわけもなく」

常識的に考えて自分の意見がクラス編成に反映されないことは、親自身も分かってはいるはずです。にもかかわらず口にしてくる親に、ちょっと教師としては困ってしまうのでしょう。

3:他の子の成績まで知りたがる

他の子どもの成績についてママ友には、直接聞きにくいもの。

「別に気にならない」という親御さんもいるかもしれませんが、親同士のライバル意識や受験などの利害関係が重なると、「知りたい」という思いが一部のママに強くなってしまうのかも……。

だからといって、三者面談などで他の子の成績を先生に聞いていいわけではもちろんありません。

先生との信頼関係を損なう質問

「三者面談で他の子の成績を聞かれる場合もありますが、まず言えません」

とのこと。普通に考えれば分かりますし、逆にそんな質問をしたことで、自分の評価を下げてしまうことにもなりかねませんね。

いざというときに、わが子の助けになってくれる担任の先生。その先生との信頼関係を損なわないためにも、上述した言動にはちょっと注意した方がいいかもしれませんね。

以上、現役の小学校の先生が語る、ちょっと困る親の共通点を3つ紹介しましたが、いかがでしたか? 新年度が始まる今だからこそ、ぜひともチェックしてみてくださいね。

(ライター 坂本正敬)

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