長く生活を共にしていれば、ささいなことで夫婦喧嘩になることもあるでしょう。“ケンカするほど仲がいい”とはよくいいますが、中には離婚につながってしまう深刻なケースもあります。

では、離婚につながる夫婦喧嘩とはどのようなものでしょうか?

そこで今回は、たくさんの夫婦の悩みを聞いてきた夫婦問題・離婚カウンセラーの岡本直美さんに“離婚につながる夫婦喧嘩と解決法”についてお聞きしました。

 

■1:暴力に発展してしまうパターン

岡本さんによると離婚の相談は、妻側からくることが多いのですが、最近では夫からの相談も増えてきているといいます。また、ささいな喧嘩から暴力・暴言に発展してしまうケースは、“夫から妻に”対するものだけでなく、“妻から夫に”対してというものも増えてきているそうです。

口喧嘩で済んでいるうちはよいのですが、相手を黙らせるために手を挙げる、物を壊すということも……。最近では、妻が包丁を持つという例もあったそうです。

暴力に発展する予兆があったり、自分の中にその衝動を感じたりした時は、まずは“頭を冷やすこと”が大切です。水を飲みにキッチンへ行くなどしてその場を離れて、口喧嘩がエスカレートしないように心がけましょう。

妻側からであれ夫側からであれ、どんな場合でも暴力を振るうことは許されることではありません。夫婦間のDVでも「6ヶ月間、被害者本人の身辺につきまとったり、住居・職場など被害者がいつもいる場所付近を徘徊してはならない」という法的制度を利用することもできます。

万が一夫からの暴力に悩んでいるのであれば、弁護士に相談することも視野にいれましょう。

 

■2:親が介入してくるパターン

親離れ、子離れができていない親子が増えてきているといいます。そういった親子関係が結婚しても続いていると、夫婦喧嘩になった時に、すぐに親に言いつけて自分の味方になってもらおうとしてしまいます。

親に頼ってばかりいると、せっかく結婚したのに自分の存在感が感じられず離婚につながってしまうといいます。

夫婦のどちらかが親に依存していると気づいたら、“自分たちの家庭を作る”という自覚を持つこと。そして、お互いに相談しあう関係になれるように努力することも大切ですね。

 

■3:喧嘩の最中に過去のことを次々持ちだすパターン

ささいなことで始まった喧嘩のはずが、あの時もこうだった、あの時もそう言ったなど、「あの時も、あの時も……」と過去のことを蒸し返して、その時のことを思い出してどんどんエスカレートしてしまうことはありませんか? 特に多いのは、“過去の異性問題”を持ち出すパターンだといいます。

悪かったとは思っていても、過去のことはもうなかったことにはできません。毎回、最後はそこを責められるとなると、言われたほうはウンザリしてしまいますよね。そして、「この人といる限り一生言われ続けるのか」と思ってしまいます。その結果、離婚につながってしまうのです。

「喧嘩をしても、今、目の前にある問題についてだけにすることを心がけましょう。過去のことより将来のことを考えることが大切です」とのこと。

 

いかがでしたか? 一組の夫婦でも、夫側からみた夫婦観、妻側からみた夫婦は異なります。100組の夫婦がいれば、200通りの夫婦があるのです。夫婦喧嘩も夫婦によって様々だそうです。

もともと他人同士が一緒に暮らし始めるのですから、価値観が違って当たり前、ぶつかって当たり前です。お互いが歩み寄る姿勢が大切になってきますね。

(ライター 高瀬真澄)

 

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【取材協力】

※ 岡本直美・・・社団法人日本離婚カウンセリング協会認定 離婚カウンセラー、メンタルケア学術協会認定、メンタルケア心理士R、JADPチャイルドカウンセラー。
夫婦問題・離婚カウンセラーとして東京銀座カウンセリング「愛win」にて、夫婦の修復、離婚相談は勿論、結婚に関わる様々な問題(婚前カウンセリング・子育て、ママ友問題・嫁姑問題等)の相談を受けつけている。「泣いても1日 笑っても1日」悩み事は誰かに話す事で自分から離していきましよう。ブログにて活動更新中。

 

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