季節の変わり目で、肌の調子が悪いという人は多いのではないだろうか?

通勤時の紫外線や電車の空調、オフィスの乾燥など、朝から晩まで過酷な環境にいるという人は、“リップケア”に注目してみよう。唇は角質層が薄く、周りの環境が出やすい部分で、とくに乾燥しやすい。男性からみても、唇がカサカサの女性は、魅力的には映らないだろう。

リップケアに欠かせないのが“リップクリーム”だが、市販されているものでなくても、自分で手作りすることもできるのだ。

そこで今回は、市販のリップクリームがあわない人や、オーガニックが好きな方のために、天然成分だけで作る“オリジナルリップバーム”の作り方を、『Sense of Botany』の斉藤恵美氏に教えていただこう。

 

■1:準備する材料

「使用する材料は、キャリアオイル( カレンデュラ抽出油、ホホバ油を配合)10ml、未精製の蜜蝋 2g、カカオバター1g(カカオバターなければ蜜蝋3g)、そして“イモーテル(エバーラスティング)”と“ネロリ”のアロマオイルが1滴ずつです。

イモーテル(エバーラスティング)は、細胞成長促進、つまり傷の治癒に良く、切傷やニキビあとの皮膚修復に効果があります。皮膚軟化作用で赤ちゃんのような柔らかいお肌づくりにはたらきかけます。

一方のネロリは、シミ、そばかす、シワ、たるみ、色素沈着の改善など美肌への働きかけに優れています。ビターオレンジのお花から抽出する爽やかな香りです。ストレスからくる様々な不調にも精神を落ち着かせるなど、心のケアにも優れた高級なアロマで、大きな作用が期待できます」

どちらも“花”から抽出されるオイル。アンチエイジングケアとしてチカラを発揮してくれるそうだ。

 

■2:リップバームの作り方

「まず、キャリアオイルを耐熱ガラス容器に入れ、湯せんするように鍋で温めてください。あたたまったら蜜蝋を入れ、とかしましょう。

蜜蝋がとけたら数分冷まし、蜜蝋が固まり始める前に精油を入れよく混ぜてください。精油は高温に弱く、成分が損なわれやすいため、ある程度温度が下がってから混ぜるようにしてください」

これで完成。なんとも簡単ではないだろうか。

 

以上、天然リップバームの作り方をご紹介したが、いかがだろうか?

市販のリップクリームでは思うような効果が得られないという人は、この天然成分のリップバームを試す価値はあるだろう。香りは自分の好みに応じてオイルを変えてみてもよいそうなので、自分にあったリップバームを研究してみるのもオススメ。

通勤途中、社内、営業先など、出会いはどこにあるかわからない。日ごろから唇のケアをこころがけ、いざというときに自信をもてる状態をキープしておきたいものだ。

 

【取材協力】

※ 斉藤恵美(さいとう・えみ)・・・ホリスティックアロマ・ハーブ研究家・パーソナルカラーアドバイザー。日本でアロマセラピーを学んだあと、2007年にオーストラリアへ渡り、老舗アロマセラピーブランド創始者のもとでホリスティックアロマセラピーを学ぶ。オーストラリアのダイナミックなセラピーに惚れ込み、現地にてアロマトリートメントサロンを運営。2015年にはSense of Botanyをスタートし、ホリスティックアロマセラピーやハーブセラピーワークショップを開き、自然の力を生活に取り入れるサポートをしている。

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