今はまだ元気でも、“老い”はいずれ誰にでも訪れるもの。それは、自分が思うほど遠い将来でもないかもしれません。リサーチ・アンド・ディベロプメントが45〜54才の女性に実施した調査レポート『身体の衰え意識に関するデータ』を参考に、意外と早く訪れる女性の老化現象の実態に迫ります。あなたは今、おいくつでしょうか!?

女性は“45才”を過ぎると老いを痛感!?

まず、女性たちの「身体の衰えにより不便を感じる割合グラフ」を見てみると、45才を超えた年代から急速に様々な老化を感じている女性が多い実態が発覚しました。

具体的に、衰えを感じた項目3つを割合順に並べてみると、以下のようになります。

3位:歩く力・・・約20%

2位:記憶力・・・約30%

1位:視力・・・約55%

これらの“●●力”については、45才を超えたあたりから自身の衰えを痛感している女性が多かったのです。

世に言う“高齢者”になれば必然的に衰えそうにも思える能力ながら、まだまだ現役世代の“45才”から老化を痛感する可能性があるなんて、驚いた読者もいるのではないでしょうか?

44才までに痛感する女性は少数派

一方、これらの項目の衰えを「35〜44才で感じた」という人の割合を見てみると、「視力」で25%ほど、「記憶力」「歩く力」はいずれも20%以下でした。

つまり、45才を超えると急激に、身体の衰えを痛感する人が増えているのです。

どうやら、人にとっては衰えを痛感する「45才の壁」がありそうな実情が浮き彫りに。

ちなみに、同調査ではこの結果を次のように分析しています。

<45-54才(アラフィフ)では「視力の衰え」による不便が急増し、半数を超える。

これは老眼始まりによる影響と考えられ、ここでも「こんなはずじゃない自分」を実感していると思われる。>

「まだまだ私は若いはずなのに、こんなハズじゃ……」と、衰えに困惑し始める世代がOVER45才あたりなのかもしれません。

記憶力低下は日常生活に影響が!

次に、同データ内の“記憶力の衰え(を痛感する)シーン”を見ていくと、日常生活においても様々な不便を感じている女性が少なくない実情が垣間見えるのです。

<「俳優・タレントの名前や番組名、映画名が思い出せない」

「レジでお釣りをもらい忘れたり鍵をかけ忘れたり当たり前のことが抜けもれる」

「料理や家事で複数のことを同時にこなせていたのに段取りを忘れる」>

このように、日々の生活で「あれ?」と思う場面が増えてくるのがOVER45才の壁になるのかもしれません。

ならば、できるだけ記憶力をキープできるよう早いうちに対策を練っておきたいものです。

実際に45歳を迎えた女性たちの“本当のところ”

45歳を過ぎたあたりからそこまで老化が顕著に出るだなんて、聞き捨てならない新事実ですよね。

そこで、筆者は周囲のOVER45歳女性たちに、“本当のところ”を聞いてみました。

ワーキングマザーAさん(48歳・子ども2人)

「まず、疲れやすくなる。体力落ちたなーって。今のところ視力は問題ないと思うのだけど、記憶力は確かにありますね。
家で話していても、“ママ、それもう聞いたよ”って言われる機会が増えて、落ち込みます(笑)」

専業主婦Bさん(46歳・子どもなし)

「私の場合は、視力が落ちましたね。といっても、いわゆる老眼ってやつ。新聞などを読むときに、今までより遠ざけないとよく見えなくなってきています。ショックでしたよ。
目がいいのが取り柄だったのに、今では時折、メガネ(老眼鏡)が必要な生活ですもの。これも老化でしょうね」

やはり、OVER45歳になると、なんらかの劣化や老化を痛感している様子がわかりますよね。

状況には個人差がありそうなものの、“45歳の壁”は確実に存在するのかもしれません。

いかがでしたか。

「いずれは老化がくるんだろうけれど、それは遠い話でしょ」なんて思っていると、想定外に早く訪れる壁に衝撃を受けるかもしれません。

「私はまだまだ大丈夫」と過信せず、日頃から老化防止には気を配っていきたいですね。

(ライター 並木まき)

【参考】

R&D Around50レポート2017 – リサーチ・アンド・ディベロプメント

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