できることなら病気にかかることなく、いつまでも健康でいたいと願う人は少なくないはず。

そのために、年に1回の健康診断を積極的に受けている人もいるでしょう。ですが、実は健康診断では見つかりにくい病気があることをご存じでしょうか?

つまり、健康診断でなんの病気も見つからなかったからといって、完全に安心できるワケではないんです!

そこで今回は、メドピアが運営する医師専用コミュニティサイト『MedPeer(メドピア)』が行った調査結果も参考に、医師が健康診断で見つけにくいと感じている病気を3つ、ご紹介します。

 

■1:すい臓がん

「健康診断で見つかりにくい危険な病気は?」と、1,643名の医師に質問してみると、59.3%もの圧倒的な医師が「すい臓がん」と回答し、ワースト1位に。実に、6割近くの医師があげています。

進行するまで症状が無く、一般の健康診断でも早期がんは見つからないのが特徴なのだとか。

すい臓は、胃の後ろにあり、長さ20cmほどの細長い臓器ですが、すい臓にできるがんのうち90%以上は、すい管の細胞にできるのだそう。

病院を受診するキッカケとして最も多いのは、胃や背中が重苦しいとか、何となくおなかの調子が良くないとか、食欲がないなどと漠然としたことがキッカケの患者も多いそうです。

 

■2:精神疾患(うつ病など)

続いて同質問のワースト2位には「精神疾患(うつ病など)」が挙げられ、7.9%でした。

「2~3週間、毎日睡眠や食欲の不調があって、内科的に問題がない場合は精神疾患を疑った方が良い」という医師の声もありますが、精神状態のチェックもしてもらえる健診があればベストのよう。

不調を感じているのに、病名が診断されずに苦しいときは、専門医を受診するよう、自分から心がけておくべきでしょう。

 

■3:脳動脈瘤(くも膜下出血など)

さらに、ワースト3位には「脳動脈瘤(くも膜下出血など)」が挙げられ、7.4%でした。

「脳ドックでしかわからないので、近親者にくも膜下出血等の既往歴があれば検査するべき」と提案している医師もいます。通常の健診では脳までの観察はしないことから、発見しにくい病気として認識されているようです。

健康診断とは別に、脳ドックを定期的に受けるよう意識したほうが安心できますね。

 

いかがでしょうか?

健康診断で何も言われなかったから“100%安心”かといえば、そうではないという実態がよくわかったのではないでしょうか。

健診で何もなかったのに、漠然とした不調が続くときには何らかの疾患がある危険も否めません。手遅れになる前に、一般的な健康診断以外にもご自身の体をよくチェックするよう、日頃から心がけたほうが良さそうですね。

 

【参考】

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