1日のスタートにとる朝食、どんなものを食べていますか? とにかく朝からガッツリ派、日本人らしく和定食派、パン派、コーヒー1杯だけ派……など、個人によってさまざまだと思います。1日を健康的に過ごすのに重要といわれる朝食ですが、実は朝に食べるのを避けた方がよい食品があるのをご存知ですか? 今回は管理栄養士の筆者が、食べがちだけど朝食にはNGな食品を、オススメの食べ方を交えて紹介します。

1:おにぎり1つなどの“軽い朝食”はNG?

私たちの体のリズムと1日の時間には多少のズレがあります。体内時計がズレたままだと、食欲をコントロールするホルモンの調整が乱れ、肥満になることもあります。だからこそ、毎日ズレを調整しなくてはなりません。

そのズレを直す行動の一つが“朝食をとる”ことです。

特にタンパク質と炭水化物の両方を摂ることは体内時計をリセットするのに必須。炭水化物としておにぎりを食べたのであれば、ゆで卵でタンパク質を摂る、サンドイッチであればBLTのようなものを選ぶ、などバランスを工夫するといいですね。

2:日本人ならではの“和定食”はNG?

朝はホカホカのご飯派という人、きっとたくさんいますよね。

塩シャケに味噌汁、お浸し、お漬物をそろえた和定食などは健康的ではあるのですが、ここで気になるのが塩分。日本食には塩分が多く含まれているものが多くあります。

特に人間は、朝のほうが夜と比べて塩分排泄能力が低いので、塩分の高い和食は夜に食べるほうがおすすめ。

朝は洋食にする、もしくは朝に和食を食べるのであれば、お味噌汁は具沢山にして汁は少なめに、醤油はかけずにつけて食べる、漬物は浅漬け、塩分排泄を促す生野菜や果物を一緒に食べるなど、減塩を意識した食べ方にするといいですね。

3:“コーヒー1杯だけ”はNG?

寝起きは食欲が湧かず、コーヒー1杯で済ませてしまう人も多くいます。しかし、朝食には眠っている内臓を起こす働き、そして寝ているときに下がった体温を上昇させる働きがあります。

それなのにコーヒー1杯で済ませてしまうと、日中、内臓が活発に働けなくなってしまいます。さらに、昼食をとったり体を動かすことで内臓が刺激を受けると、夜の時間に動きが活発になり、暴飲暴食してしまうということも。

夜に暴飲暴食をすれば、また翌朝のご飯が食べられず……という悪循環になってしまいます。

朝食の時間が取れない人は、30分早めに起きる、職場に着いてから食べる、など、時間の使い方を工夫するといいですね。

 4:ビタミンたっぷりサラダ・果物のみの“ヘルシー朝食”はNG?

美容のために、朝食を野菜サラダと果物などで済ませている女性も多くいますが、これでは1日をスタートするパワーがでません。

野菜は種類によりますが、300g食べても80kcal程度。これは20〜30分ほどのウォーキングで消費されてしまうエネルギーなので、通勤や家事ですぐに使い切ってしまいます。

もちろん、朝に野菜をしっかり摂ることは、次の食事での血糖上昇が穏やかになり、肥満になりにくいこともわかっているので大切です。

朝は野菜をしっかり食べ、さらにエネルギー源となるものをプラスして摂るといいですね。

いかがでしたか。朝食は各家庭で習慣となっているもの。それを変えるのは大変なことではありますが、健康的な毎日を過ごすためにも、まずはできることから始めていくといいですね。

(ライター 望月理恵子)

あわせて読みたい

元の記事を表示