この春夏のトレンドに大浮上しているのが、Yシャツです。

2017春夏コレクションをパリ、ロンドン、ミラノと取材に訪れた筆者は、ショーで登場するだけでなく、ショーを見に来ている業界関係者のスタイルにもYシャツを多く見かけたのが印象的でした。いろいろなアイテムに挑戦し、一周回ってYシャツに原点回帰するファッショニスタも多数いるようです。

Yシャツは、スカート、パンツ、デニムなどどんなボトムスとも相性が良く、働き女子にとっては頼りになる普遍的アイテム。今年はトレンドだからこそ色も豊富で、さまざまなデザインのYシャツが店頭に並んでいるので、この機会に1着買い足してみては?

今回は、パリ在住のファッションライターである筆者が、オフィス服としても活躍してくれるYシャツと“抜け感のある着崩し方”をご紹介します。

1:涼しげでやわらかい色味のパステルカラー

Yシャツの定番カラーといえば、白か薄いブルー。既に持っている人が買い足すならば、淡いピンクや淡いグリーンなどパステル系のカラーがおすすめ。

ピンクやグリーンは淡くやわらかい色味なので、着ると雰囲気も女性らしいソフトな印象へと導いてくれます。濃いカラーだと重くなってしまいますが、パステル系ならば涼しげで夏でも着用できます。

淡いカラーのアイテムはどうしても甘くなってしまいますが、Yシャツというフォーマル感のあるアイテムで取り入ればよい塩梅に。テロっとしたとろみのある素材だと、さらに大人っぽくクールな印象になるでしょう。

2:プチプラの刺繍入りは避けるべき! 柄物はストライプが無難

トレンドとあって、プチプラブランドでも種類豊富なデザインを施し、ひとくせあるYシャツが手頃に手に入ります。

しかし、プチプラの刺繍入りデザインはどうしても質の悪さが目立ってしまう上に、洗濯するとすぐほつれてしまったりと、“安物買いの銭失い”になりかねません……。

刺繍は現代においても、高度な技術を要する手法。質の良し悪しは顕著に表れてしまうので、刺繍入りを購入するなら信頼のおけるブランドにするほうがベターです。

そのかわり、ストライプやボーダー柄は差がわかりにくいので、プチプラアイテムでもOK!

3:抜き襟&ロールアップでこなれた雰囲気に

着こなし上手な人は、Yシャツのフォーマルな雰囲気を残しつつ、ディテールを崩して程よい抜け感を作っています。

まずは、基本である袖のロールアップ。カフスの大きさ分を折り曲げるのではなく、最初に一気に肘上あたりまで折り曲げてから、山になった部分を2回ほど折ってロールアップさせたほうが、ボリューム感とクシュクシュ感が出てこなれた雰囲気に。

さらに前ボタンはひとつ多めに外し、襟を後ろから下に向かって引っ張ります。襟をこぶしひとつ分下げて着崩すことで、全体がクタッとした仕上がりになり、オシャレに見えます。

以上、オフィス服として活躍するYシャツと着崩し方でしたが、いかがでしょうか?

何着あっても使えるYシャツは、ワードローブにいくつかのバリエーションを揃えておけばファッションの幅も広がるはず。手持ちのYシャツも抜き襟とロールアップで違った表情を引き出し、オフィス服をオシャレにアップデートさせましょう!

【画像】

※ getty images