親しい古くからの友人でも、環境が変われば付き合い方が変わってくることもあるもの。女性にとってそんな“環境の変化”のひとつに結婚が、さらにその先にある妊娠や出産、子育てがあるのかもしれません。

そしてその変化で、女の友情に影響が出ることも……。

子どもがいない女性と、子どもを持つ女性。彼女たちの間にある“思い”の相違は、交わることがないのでしょうか?

妊活中に子育て話……子どもがいない女性の、子持ち女性への本音

出産や育児を背景にした友情の変化を、女性たちはどんなときにどんなふうに感じたのでしょうか。

『BizLady』が女性500名に行ったアンケート「大人になって昔からの友人と会った際、もう合わなくなったかな、と感じたのはどんなときでしたか?」の回答から探っていきましょう。

多く見られたのは、子どものいない女性たちのこんな回答です。

「結婚して子どもが産まれてから子どもの自慢話しかしなくなった」(46歳・主婦・既婚子どもなし)

「旦那の自慢と、子どもの話が多い。妊活中の私にはしんどい話ばかりで気を遣ってくれても、と少し思う」(31歳・主婦・既婚子どもなし)

自分に子どもがいないのに子どもの話をされ過ぎると、嫌な気持ちになる人もいるもの。話している本人は悪気がなくても、聞いている側には自慢話に聞こえてしまうこともありそうです。妊活中であれば尚更かもしれません。

そして、下記のような意見も。

「私は子どもを産むことができないままだったので、子育ての話が出てくると何も言えなくなる」(44歳・その他・結婚経験有り)

話題が自分が参加しづらい子育て論になってしまうと、カヤの外に追いやられた気持ちになってしまうこともあるでしょう。だから、こんなふうに考えてしまうのかも……。

「子どもができた友人とは話が合わない」(39歳・主婦・既婚子どもなし)

「子ども中心など視野が狭くなっていて話が合わない」(49歳・その他・未婚)

一方で、子持ち女性もまた、子どものいない女性への複雑な思いがあるようです。

子持ち女性も本音では……「子育て大変なの、わかって!」

子持ち女性たちの回答を見てみましょう。

「子どもがいない友人に、子どもがいたらなかなか融通がきかないことを理解してもらえない。夜泣きで夜寝れず、次の日約束をドタキャンしたら、嫌味を言われた」(35歳・コンピューター関連技術職・既婚子ども有り)

子育ての大変さは、経験しないと全てはわからないかもしれません。子ども次第で予定が変わったり、急に約束を守れない状況になることは日常茶飯事なはず。子どものいない女性はなかなか理解できない場合もあり、お互いに難しいところと言えるでしょう。

そしてその難しさは、こんな考えに繋がってしまうのかもしれません。

「自分が子どもと夫中心の生活に変わり、独身の同級生はいまだに好きなアーティストのおっかけをしているので、お茶してもお互いつまらないし合わないだろうなと思いだした」(35歳・主婦・既婚子ども有り)

「自分だけが子持ちで子ども中心の生活になってしまったので、金銭感覚・時間の感覚などがあわなくなってしまった」(44歳・主婦・既婚子ども有り)

“もう合わない”……子どもがいない女性もいる女性も、お互いをこう思ってしまうのは致し方ないのでしょうか?

古くからの友人はないがしろ!? 子持ち女性同士の苦言も

そしてアンケートの回答には、子なし女性と子持ち女性の間だけではなく、子持ち女性同士の苦言も。

「子どもができ、ママ友ができたら、急に昔からの友人に対して素っ気ない態度になったり」(56歳・その他・既婚子ども有)

「子ども中心で友達を大切にしない」(63歳・主婦・既婚子ども有り)

そして、“子育て後”の友人の変化にも思うところがあるようで……。

「子育てが終わった途端に派手になった」(49歳・公務員・既婚子ども有り)

あまりに子ども中心の生活が続くと、子どもの手が離れたときに反動がくるのでしょうか。 しかし、友人を大事にしていないと、子育てが終わって「友達と遊びたい!」と思ったときに付き合ってくれる人がいない……なんて悲しい事態に陥ってしまうかも!?

以上、子なし女性と子持ち女性それぞれの思いをご紹介しましたが、いかがでしょうか?

中には、下記のような回答もありました。

「結婚したり子どもができても全く変わらない。出会った頃のままです」(51歳・主婦・既婚子どもなし)

こんな素敵な関係を築けることが理想ではありますが、女性同士の友人関係では、環境や状況の違いで、ある期間疎遠になってしまうことは仕方がないことなのかもしれません。

ようは、“今は話題が合わなくて会えなくても、友情を大事にしているかどうか”が大切なのではないでしょうか。

そうすれば、いつか出会った頃のような気持ちで再び付き合える日が来るのかもしれませんよ。

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