6月に入り、新年度の環境の変化もようやく落ち着いてきたころでしょうか。

今年度の新たな目標として、“仕事と恋の両立”や“仕事と家庭の両立”を掲げた方もいることでしょう。働く女性にとっては叶えたい目標の1つですよね。

今回は、日本FP協会が全国20代〜50代の就業女性を対象に調査した「働く女性のくらしとお金に 関する調査2017」のレポートをもとに、“働く女性の結婚”について考えていきたいと思います。

働いて出世するほど結婚が遠のく? “結婚と仕事”に対する意識

未婚女性のなかには、できれば適齢期に結婚して、仕事も家庭も上手にやっていきたいと思っている方も少なくないでしょう。

調査では、“結婚と仕事”についての意識を聞いたところ、「女性は出世するほど、結婚相手が見つかりにくくなると思うか」との質問には、「そう思う」(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計)が 64.3%となり、3人に2人はバリバリ働けば働くほど結婚が遠のくと考えていることが分かりました。

また結婚後については、「結婚後は、“扶養範囲内の収入”を意識して働くと思う(働いている)か」では「そう思う」(同上)が52.4%、「(将来)夫が転勤になったら、今の職場を退職すると思うか」では、「そう思う」(同上)が73.2%となりました。

結婚後はある程度仕事をセーブしたい人が多い可能性もありますが、自分のキャリアを貫き通しながら結婚生活を送ることが少々難しいと考えている人も多いのかもしれません。

 共働きNGの夫はアリorナシ? 夫婦の家事分担の実態は…

では、仕事と家事の分担についてはどう考えているのでしょうか。

「妻には家庭を守って欲しい(専業主婦になって欲しい・共働きはNG)」と考える男性をどう思うかを聞いたところ、

「アリ(結婚相手としてOK)」(48.3%)

「ナシ(結婚相手としてNG)」(51.8%)

と、意見がほぼ半分に分かれる結果に。

仕事(稼ぎ)と家事労働の分担について、以下の考え方を持つ男性は結婚相手としてアリかナシかを聞くと、アリの割合はそれぞれ下記のようになりました。

「妻にはアルバイト・パートをしながら家庭を支えて欲しい」(81.1%)

「家事はきっちり分担し、お互いにフルタイムで家計を支えたい」(72.5%)

「妻が家計を支え、家庭を守りたい(専業主“夫”志望)」(24.5%)

ある程度時間の融通がきく“アルバイトやパートで働く”に次いで、“フルタイムで働き家事労働もきっちり分担する”夫婦の形も人気になりました。

共働きNGという男性へのアリ・ナシと比較すると「アリ」の割合はかなり増えていることから、働く時間や内容よりも、“働くこと”自体やそれによって得られる報酬に対するこだわりのほうが強いのかもしれません。

では実際には、夫婦で家事労働をどのように分担しているのかを既婚女性514名に聞くと、

「妻10:夫0(夫は家事をしない)」(26.5%)

「妻9〜8:夫1〜2(夫はお手伝い、補助程度)」(40.9%)

「妻7〜6:夫3〜4(分担しているが、妻の負担が重い)」(22.8%)

という割合になり、合計で「妻が6割以上負担」が 90.2%という結果に。現実では妻の家事負担がかなり大きいことが明らかになりました。

これでは働く女性にとって、あまりに負担が大きいと言えるのではないでしょうか。パートナーと話し合って改善したいと思っている既婚女性も多そうです。

以上、働く女性の結婚と仕事についてお伝えしましたが、いかがでしょうか?

結婚生活は、パートナーとしっかり話し合って、協力しあいながら送っていきたいもの。仕事も家事も女性だけがフル回転では辛すぎますよね。働き女子の皆さん、ぜひ今後の参考にしてくださいね!

【参考】

「働く女性のくらしとお金に 関する調査2017」- 日本FP協会

【画像】

※ cba / PIXTA(ピクスタ)

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