新年度が始まり、職場に新たな仲間が加わってから数ヶ月が経ちましたね。あなたの職場の新人たちも、そろそろ仕事にも職場の空気にも馴染んできた頃では?

でも、「まだイマイチ接し方がわからない!」とお悩みのあなた。ここらで新人たちの本音を覗いてみませんか?

今回は、株式会社マイナビが4月に入社した2,372名に対して行った「2017年マイナビ新入社員意識調査」の結果をご紹介します。

“出世意欲有り”の新人は約9割! しかし女性の割合は男性の半数以下

“出世”に関して、今の新人たちはどんなふうに考えていると思いますか?

「出世したいと思いますか?」という質問の回答結果を見てみましょう。

・出世したい・・・41.9%

・どちらかといえば出世したい・・・46.4%

上記を合計すると、 88.3%が“出世したい”と回答。前年比では1.0ポイントの微減ですが、約9割という数字はかなり高い割合と言えます。

男女別の比率を見ると、「出世したい」と回答した男性が55.7%なのに対し、女性は22.6%。新人女性たちの出世意欲が低いのかと思いきや、「どちらかといえば出世したい」の割合は男性37.7%、女性58.5%と、決してゼロではないことがわかります。

できることなら出世はしたいけれど、「絶対に出世したい!」とはなかなかなれない女性たちの理由、それはどんなところにあるのでしょうか。

残業も会社の付き合いも敬遠……プライベートに影響するなら出世はしなくてもいい!?

同調査結果には過去5年間のデータも示されているのですが、“出世意欲がある人”の割合に関しては、9割前後で毎年大きくは変わらないよう。

しかし、それ以外の質問の答えでは、割合に年々変化が起きているのです。

例えば、“残業について”。「残業してでも働きたい」と「必要な残業であればよい」を足した“残業に前向き派”が年々減り、「なるべく、あるいは絶対に残業したくない」という“残業否定派”は年々増え、2017年では28.9%と過去データの中で最高に。

その他、“仕事とプライベート”については「プライベート優先の生活を送りたい」の割合が、“アフター5(業務終了後)の過ごし方”では「会社の人以外と過ごしたい」の割合が、過去と比較して2017年が最多に。

これらは男女総合の結果ではありますが、先述のように新人女性が出世に対してやや腰が引けている感があるのは、「出世はしたいけど、プライベートを犠牲にしてまでは……」という気持ちがあるからなのかもしれません。

その証拠に、「社会人生活の中でどのようなことに不安を感じていますか」という質問で、「私生活とのバランスがとれるか」という答えを選んだ人の割合は、過去データと比較するとこちらも最多。

昨今の新人たちは、職場の人間関係のしがらみがプライベートにまで及んでくることを、先輩社員が思う以上に恐れ、警戒しているかもしれません。

以上、2017年の新人の出世やプライベートに関する本音でしたが、いかがでしょうか?

先輩として新人を頼りなく思ったり、仕事への態度に不満を覚えたとしても、新人は新人で抱える不安やストレスが多いはず。

「社会人になることに対してストレスを感じたことはありますか」という問いに対し、「ある」「どちらかとえばある」と答えた新人は合計で77.3%。こんな結果を見ると、そもそも社会に出て間もない新人にとっては、“社会人として頑張る”ことそのものがストレスなのかもしれません。

新人が育つのはまだまだこれから。あたたかく見守っていきましょう!

【参考】

2017年マイナビ新入社員意識調査 – 株式会社マイナビ