英語を勉強してるのに、思うように結果が出ず、行き詰まっていませんか?

日本でも近年は、グローバル化の影響もあって英語教育の必要性がますます叫ばれています。実際、幼児からの英語教育の重要性が語られ、小学校でも英語の授業が始まるなど、日本人の英語熱はグングン高まっています。日本にいながら英語がペラペラのスーパーキッズもちらほら現れるようになりました。

しかし、実際のところ、まだまだ英語教育が十分とはいえず、10年近く学校で英語を勉強したとしても、英語が問題なくしゃべれるという人は、まだまだ少数ではないでしょうか?

そこで今回は、国際教養大学学長だった中嶋嶺雄さんの著書『世界に通用する子供の育て方』を参照しつつ、“日本人の英語力を伸ばすとっておきの発想転換”を紹介しましょう。

 

■1:英語=コミュニケーションツールと考える

<私は文法主義の英語教育に問題があると考えています。これまでの日本の英語教育は、英語学者がリードしてきました。彼らは「英語学」としては素晴らしいものを持っていますが、コミュニケーションのツール(工具)としての英語という意味では、あまり実践的とは言えません。>

確かに、日本の学校で習う英語は、文法重視で、あまりコミュニケーションのための道具、という意識は持ちにくいかもしれません。

近年は昔に比べると、コミュニケーションの道具という意識も高まっているようですが、いまだに海外での英語教育とは大きな差があるのを筆者も感じます。

もっと“伝えること”に重点をおくことで、語彙を増やすよう意識するなど、英語勉強において力の入れるポイントが変わってくるかもしれません。

 

■2:あえて英語の文法にこだわるのはやめる

<日本では難解な入試英語と、学校の英語教育が同じ方向を向いています。こうした英語を勉強して、話せるようになるのならまだいいでしょう。しかし、実際は文法や発音の正確さを頭で考えてしまい、スラスラと生きた英語が口から出てきません。>

実際に、英会話をマスターしたいと思った場合、一番大切なのは、文法やスペルから入るのではなく、まずは耳から聞いて英語を体に染み込ませることが大切だといいます。

例えば、幼いときから英語の環境にいるだけで、自然と英語ができるようになる、というのも、こうした理由からなのです。実際、ネイティブスピーカーでさえ、文法が間違っている、スペルの綴りが正しくない、ということもザラにあります。ネイティブだからといって、英語の文法や綴りが完璧だというわけではないのです。

 

以上、“日本人の英語力を伸ばすとっておきの発想転換”をご紹介しましたが、いかがでしょうか? 文法重視の学校英語では、なかなかしゃべれるようにはならない、というわけですね。もっと深く知りたい方は、ぜひ同書をご参照ください。

語彙を増やす、簡単な言い回しを練習する、英語に慣れる、といったことを積み重ね、さらに失敗を恐れずしゃべることができれば、だんだんと上達するでしょう。思っているより、難しくないかもしれません。

さあ、みなさんもさっそくトライしてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

※ 中嶋嶺雄(2011)『世界に通用する子供の育て方』(フォレスト出版)

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