いまや3組に1組の夫婦が離婚する時代。あなたの身近にも、離婚経験者がいるのではないでしょうか?

とはいえ、離婚の際にお金や子どものことなど、どんな条件で合意して別れたのかは、友人であっても聞きにくいですよね。坂上忍は元妻への慰謝料について「俺の至らなさで離婚になったので、全部。全財産です」とテレビで語っていましたが、世の実態はどうなのでしょうか?

そこで今回は、『WooRis』が500名の女性に実施した調査で「離婚経験がある」と答えた63人に、“離婚の際に前夫から受け取ったもの”を聞いてみました。多かった回答トップ3をご紹介します。

同率3位:裁判所の積算表より高い養育費

離婚を経験している女性に「あなたが離婚に際して前夫から受け取ったものを選んでください(複数回答可)」と質問をしてみると、6.3%が選び3位になっている選択肢が二つ。

一つ目は「裁判所の積算表より高い養育費」でした。

子どもがいる場合には、離婚後の養育費が条件になるケースは少なくありません。ひとつの目安として裁判所が積算表を出しているものの、あくまでも“最低額”という認識の妻もいるはず。

実際に離婚をする際には、表にある金額より高い条件で合意した夫婦も少なくないようです。

同率3位:自宅に住み続ける権利

また、同じく6.3%が選択し3位になっていた二つ目は「当時の自宅に妻が住み続ける権利」です。離婚に際して家を追い出されてしまえば、住まいの確保に苦しむ妻だっていますよね。

実際に離婚をする際には、自宅に妻が住み続けることができる条件で合意をしている夫婦も少なくないようです。

名義を妻に変えているケースもあれば、夫が買った家を無償で借りる形をとっているパターンもありそうです。

2位:自家用車

続いて、同質問に対して7.9%が選び2位になっていたのは「当時の自家用車」でした。

夫婦それぞれに自家用車がある場合には妻が乗っていた車、あるいは1台しかない場合でも「君が乗り続けていいよ」という合意で、自家用車を離婚時に受け取っている妻も少なくないのかもしれません。

車がないと移動手段が限られるエリアでは、自家用車を失う生活が厳しくなりますよね。

1位:子どもの親権

そして、同質問に対して42.9%が選び断トツの1位になっていたのは「子どもの親権」でした。

子どもがいる場合、親権で揉めて離婚話が長期化するパターンも珍しくありません。実際の離婚経験女性たちの半数近くは、自分のもとに親権を定めることができているようです。

今回の調査は離婚時における子どもの有無に関わらず実施しているので、子どもがいる場合には妻が親権をとるケースが多い実態が予測できます。

妻が夫に突き出す条件が認められるケースはどのくらい?

では、実際の離婚経験者が夫から受け取ったものと世の妻が「これは渡してほしい」と思うものには、どの程度差異があるのでしょうか。

『WooRis』の過去記事「2位全財産ください!夫からの“離婚したい”に妻が突き出す条件1位は」によると、万が一、夫から離婚の要求があった場合には次のような条件を出す妻が多いんです。

3位:今住んでいる家に、妻が住み続けること

2位:夫婦の全財産を妻に渡す

1位:離婚後も仕事をせずに、生活できるだけのお金を妻に払う

今回のアンケートと比べてみると、トップ3のうち、3位の自宅については実態としても受け取っている妻が少なくなかったものの、2位や1位になっている“金銭”については希望通りに受け取れなかった妻も多そうですよね。

離婚の条件は夫婦によって差が出るものですが、金銭面について希望通りに受け取れないパターンもあることを示唆する結果でした。

いかがですか?

3組に2組は離婚せずに添い遂げているのですから、できることなら山あり谷ありの結婚生活でも持続するに越したことはありません。

とはいえ、やむを得ない事情により離婚をする場合、夫から受け取れるものは妻の希望とはかけ離れるパターンも珍しくない様子も垣間見えます。

やはり「離婚はなるべくなら避けるべき」という思いが強まる調査結果だったのではないでしょうか。

(ライター 並木まき)

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