家族や友人と海外旅行に出かけたときに、気になるのがその国のチップ事情。国によって通貨や習慣が異なるため、「どのくらいの金額を置けばいいの!?」と、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、次回こそ海外で失敗しないための“チップの心得”をご紹介します。

チップの失敗経験者は過半数!?

筆者もこれまで、「渡すべきシーンがイマイチわからない」「夫が誰にでもチップを配って呆れた」などとチップにまつわる話題をあれこれ聞いたことがあります。

JALエービーシーの「海外旅行でのチップの失敗についてのアンケート結果」によれば、調査対象者(海外旅行経験を持つ30~40代)100名に「海外旅行先で“チップ”にまつわる失敗をしたことがありますか?」と質問したところ、「はい」と回答した人が54%でした。

そして、チップにまつわる失敗は、大きく分けると次の3パターンが典型のようです。

(1)相場よりも多く渡してしまったパターン

(2)少なすぎて怒られたパターン

(3)まったく渡さなかったパターン

幼少期を海外で過ごし、成人してからの海外渡航回数が50回を超えている筆者は、海外旅行者が増えた現代においても、“チップ”という制度そのものは多くの日本人にとって馴染みが薄い習慣だと感じています。

そこで、日本人が海外旅行先で失敗しないための“チップの心得”をご紹介しましょう。

1:旅行を手配した段階で、手配会社にチップの相場を尋ねておく

日本人は、旅行会社を通して旅行の手配や手続きをすることが多いかと思います。

その際、現地に添乗員が同行するツアーならばその場で添乗員に相場を尋ねることができますが、添乗員が同行しない場合は、現地に行ってから「相場はいくら!? どんな場面で渡せばいいの!?」と、焦りがちです。

国によって相場も渡すべき場面も異なるため、できれば渡航前に旅行のプロである旅行会社に、訪れる国のチップの相場と渡すべきシーンについて確認しておくと安心です。

筆者は、現地でチップを渡す相手本人に金額を尋ねている日本人を見かけたことがあるのですが、スマートではないですし、相場より高額を要求されるリスクもあるので、オススメではありません。

2:両替では最初から低額紙幣や小銭を準備しておく

日本人旅行客がチップで失敗しやすい事例として、現地に到着して間もなくチップを渡すべき場面にぶち当たったとき、両替してきた現地通貨が高額な紙幣ばかりで困ったというもの。

「(チップを渡すべきなのに)“知らん顔”をするしかなかった……」という話も耳にしたことがありますし、筆者も実際にそのような人を目にしました。現地に着いた瞬間からチップ文化が始まっていることを忘れてはなりません。

まだ高額紙幣の使い道すらない、チェックインしたばかりのホテルでも、すぐにチップを渡すべき場面が訪れます。「大荷物を部屋まで運んでもらったのに、チップで渡せるお金がない!」というのは赤っ恥ですし、スマートではありませんよね。

現地通貨に両替する際には、大きな紙幣だけではなく、一部は必ず細かいお金に替えて準備しておくと安心です。

以上、日本人に馴染みが薄い海外旅行でのチップの心得をご紹介しましたが、いかがでしょうか?

「旅の恥はかき捨て」とは言うものの、できれば恥をかかずに旅行を楽しみたいですよね。ぜひ、訪れる先の現地事情を確認した上で、万全の準備をしていってくださいね。

(ライター 並木まき)

【参考】

海外旅行でのチップの失敗についてのアンケート結果 – JALエービーシー

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