梅雨入りして蒸し暑い日が続いているが、これから夏にむかって気温が高くなるシーズンは、肌の状態も冬とは異なることをご存じだろうか?

実は、気温が高い環境に肌をさらすことで、皮膚には様々な影響が出てくるのだ。だからこそ、夏の肌ケアを適切に行うためには、“夏の肌ならではの変化”を知っておくことが大切。

そこで今回は、株式会社コーセーの発表を参考にしつつ、時短美容ジャーナリストの筆者が、“気温が高い環境で起きる肌の変化”についてご紹介しよう。

あなたの最近の肌不調の原因は、ひょっとすると、この3つの変化のせいかもしれない。

 

■1:大きく開いた毛穴の数が1.5倍に!

コーセーと株式会社SOUKEN(総合健康開発研究所)が共同で実施した調査によると、気温が8℃から35℃まで変化する環境で女性の肌の状態を観察したところ、気温が上がるにつれ、一定以上の大きさに開く毛穴の数が約1.5倍も増加することが確認できたという。

外回りやランチタイムの外出時、アスファルトの照り返しもある中、自身の肌を35℃の環境にさらしていることは意外と多いのではないだろうか? そんなとき、あなたの肌は毛穴が大きく開いた状態となっているのだ。

 

■2:肌の温度が10℃以上も上がる!?

また、外気温が上がることによって、顔の火照りを感じる人もいるだろう。

通勤中などに、顔が火照ってボーッとする状態のときは、肌にも変化が発生している。

同調査で、8℃から35℃の温度変化がある環境で、女性の皮膚の表面温度をサーモグラフィ画像で測温したところ、外気の温度変化にあわせるように、肌の表面温度も約13.5℃も上昇していたそうだ。

夏場のように気温が高い環境では、肌の温度も一気に上昇し、それによって肌トラブルを招きやすくなるといえるのだ。

 

■3:気温35℃で皮脂量は2倍以上に!

気温が高い夏にメイクが崩れやすくなることを痛感している女性も少なくないだろうが、これにもキチンとした理由がある。

同調査で、外気温35℃の環境での皮脂量を測定すると、8℃から20℃にかけての皮脂量と比較して2倍以上の数値をマークしたそうだ。8℃から20℃までは、大きな変動が見られなかったそうなので、とくに高気温の環境下において、皮脂分泌が一気に活発になると分析されている。

気温が高まると汗をかきやすいが、メイク崩れは汗だけが原因ではなく、皮脂量の増加も関係しているのだ。

 

以上、“気温が高い環境で起きる肌の変化”についてご紹介したが、いかがだろうか。

気温が高い季節は、他の季節と比較して、肌が過酷な状況にさらされていることがおわかりいただけただろう。

夏になると肌が荒れると感じている人は、このような状態が引き起こしているトラブルの可能性もある。

通勤や外回りなどで、肌を高温の環境にさらしてしまう人は、“ひんやり感”のあるコスメを活用したり、オフィスに入った際には肌のクールダウンを心がけるなど、過酷な状況下に置いてしまった肌をいたわってあげてほしい。

 

【参考】

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