突然ですが、皆さんは“炊き込みご飯”を家で作ることはありますか? 白米とは違った美味しさと味わいがありますが、具材の準備や作り方に手間がかかりそうで「面倒臭い」と敬遠していないでしょうか。実は定番の保存食材を使って、手軽にご馳走感がある炊き込みご飯を作ることができるのです。
今回は、飲食店のメニュー開発にも携わるフードアナリストの筆者が、常備できる保存食材で作れちゃう簡単すぎる“炊き込みご飯”を3種ご紹介します。

1:梅干し

家庭に常備してある食品の代表格といっても過言ではない“梅干し”。ひとつめは、この梅干しを使った美味しい炊き込みご飯です。

作り方はいたって簡単、以下の手順でいつものお米に梅干しをプラスして炊飯器で炊くだけ。

(1)ご飯1合あたり、梅干し1~2個(小粒の場合は量を増やす)を用意する

(2)炊飯器にお米と通常の水分量、梅干しを入れていつものように炊き上げる

(3)炊けたら梅干しの種をとりのぞき、ほぐしながらご飯と混ぜる

夏場の食欲がないときでも、梅干しの酸味のおかげでご飯が進みます。白いお米に赤い彩りも可愛く、超お手軽なのにちょっとしたご馳走っぽさも出せる炊き込みご飯。

お好みで刻み海苔をかけると味に変化が出る上、見た目の良さもアップしますよ。

2:ホタテ貝柱の缶詰

急な来客があるときや、冷蔵庫が空っぽ!なんていうときのお助け具材としても重宝する“ホタテの缶詰”。お値段はちょっと高めですが、常備してあるとイザというときに何かと便利です。

でも、賞味期限が長いのをいいことに使わないまま置いてあることも多く、気づけば賞味期限が間近……!なんていう事態もありがち。

そんなときにぜひ試していただきたいのが、缶詰の汁ごと使ってしまうホタテの炊き込みご飯です。

(1)ホタテの缶詰1缶とご飯を2~3合分用意する

(2)炊飯器にお米と通常の水分量、ホタテの缶詰の中身と汁を全部入れる(ほぐし身ならそのまま、丸ごとの缶詰なら食べやすい大きさにほぐす)

(3)醤油を大さじ1入れて香りづけをする

(4)いつも通り炊飯器で炊き上げる

ホタテの汁まで一緒に炊き込むので、旨味や香りが豊かな炊き込みご飯に。こちらも刻み海苔を添えると、一気にご馳走感がアップします。

3:塩昆布

おにぎりの具材やサラダのトッピングなどで使う細切りの“塩昆布”も、各ご家庭に常備されていることの多い食品では?

実はこちらも、炊き込みご飯の具材になるのです。

(1)お米1合につき塩昆布15gを用意する

(2)炊飯器にお米と通常の水分量、塩昆布とみりん少々を加える

(3)そのままいつも通りに炊き上げる

塩昆布だけでも美味しくいただけますが、冷蔵庫にある油揚げやニンジンなどを細かく刻んで加えて炊いても美味。しかも、彩り鮮やかになり、料亭風の本格的な炊き込みご飯の見栄えになりますよ。具材から水分が出るので、水分量もいつも通りでOK。ただし、硬めのご飯が苦手なかたは、少々水を加えてくださいね。

以上、家にある保存食材で作る本格炊き込みご飯3種をご紹介しましたが、いかがでしょうか。常備食材で作れる炊き込みご飯がレパートリーにあると、なにかと重宝しますよ。

(ライター 並木まき)

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