2015年と2年前の話ですが、1年で結婚した夫婦のうち、どちらか一方あるいは両方が“再婚だった割合”は26.8%にも上ると厚生労働省から発表されています。実際に『WooRis』の読者の中にも、近々再婚を考えている人もいるのでは?

ただ、増えてきたといっても、まだまだ日本ではメジャーとは言い切れない再婚。相談をしようにも身の周りに経験者が少なくて、困っている人もいるかもしれません。

そこで今回は米国心理学会の情報を基に、再婚時にしっかりと考えておきたい要注意ポイントをまとめました。

ポイント1:住む場所やお財布の管理方法をじっくり話し合う

新たなパートナーと結婚生活をやり直す上で、お財布の管理方法と住む場所は事前に詰めて話し合っておいた方がいいとのこと。

再婚となれば、前のパートナーと暮らしていた家に未だに住んでいることもあります。もしその家で再婚相手と新生活を始めようとしているのならば、その事実を事前に伝えておく必要があります。

また、収入に関しても、お互いの収入をどのように管理するのか、うやむやのまま新婚生活に入るとトラブルの引き金になりそうです。

住む場所は「全く新しい場所に引っ越す」、お財布は「別々ではなく一緒に管理する」とした方が、一般的に満足度や親密さが高まるそうです。参考にしてみてください。

ポイント2:前の結婚相手との未解決トラブルを引きずらない

新しいパートナーと一歩を踏み出す際に、何かその足を引っ張るような未解決の問題がある人は要注意。

前夫に対する怒りや悲しみが癒えていなかったり、子どもが父親との離別を望んでいなかったり……。そうした未解決の問題は、ある程度の解決が見えた上で新しい一歩を踏みだした方がいいそう。

例えば子どもからしたら、自分のついていった母親が新しく別の男と結婚をするとなると、子どもはいよいよ両親の復縁の夢が打ち砕かれます。

特に子どもと父親が深い結びつきを持っているご家庭では、そうした子どもの気持ちを無視して再婚を急ぐと、取り返しのつかないダメージを子どもに与える場合もあるのだとか……。

金銭的な問題なども含めて、前の夫との間に何か引きずっている問題があれば、再婚を急がない方がいいかもしれませんね。

ポイント3:相手の子どもとの関係はじっくりと

子どもを連れた人と再婚をするパターンもあるはず。その場合、相手側の子どもと一気に距離を縮めたくて、気さくな感じで肩をたたいたり、頭をなでたりするかもしれません。

しかし子どもは性別に関係なく、ボディータッチより最初は言葉での接触を好む傾向があるそう。思春期の女の子は想像すればすぐに分かりますが、男の子でも一緒なのだとか。

また、きちんとした信頼関係が生まれるまでは、「親として指導しよう」「教育しよう」というスタンスはあまり効果的ではないと言います。

相手側の連れてきた子どもの教育のためには、前妻の力も借りる必要があると、ある意味で受け入れつつ関係を作っていくといいようです。

以上、再婚時の注意点を紹介しましたが、いかがでしたか? 特に子どもを連れた再婚では、最低でも2~4年の時間をかけて新しい家族の形を整え、子どもとの関係を深めていくといいとされています。

ただ一方で、その間に新しい夫婦関係に亀裂が走っては元も子もありません。子ども抜きで2人きりのデートなどをするなどして、大前提として仲のいい夫婦の関係を築きたいですね。

(ライター 坂本正敬)

【参考】

Making step families work – American Psychological Association

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