人は誰でも、自分の人生の主人公。人の数だけ、オリジナリティーにあふれた物語が存在します。

高齢化が急激に進んでいる日本。介護施設を運営する「社会福祉法人みずき会」が始めたのは、寝たきり状態にある高齢者を主役にオリジナル映画ポスターを製作する、その名も「寝たきり銀幕デビュープロジェクト」です。

【寝たまんまでも大丈夫☆】

どうしても悲観的なイメージが伴ってしまう「寝たきり」あるいは「要介護」となった方の人生に、スポットライトを当てようというこの企画。

老人ホームに入居している方たちの身の上話をいちばん近くで聞いてきた介護職員の協力のもと、手作業でタイトルや装飾を組み合わせて、オリジナル映画ポスターを製作。

ベッドに寝たままの状態で撮影をし、往年の映画スターになったような気分を味わえるというプロジェクトなんですって。へええ、面白そう!

【本格的に作られていてビックリ!】

特設サイトには “銀幕デビュー” への道のりが書かれています。

まず「忘れられない思い出を本人および家族からヒアリング」、そのあとで「ヒアリングした話を元に、タイトルとストーリー作り」「ポスターデザイン」といった入念な作業を経て、ようやく本番撮影に入るそう。衣装も用意されていて、思った以上に本格的です。

サイト上には、出来上がったポスターが制作過程と共に公開されておりまして、こちらもまるで本物の映画ポスターのようなクオリティーです。

【みんなが幸せになれる取り組みだと思います】

なによりも、参加している高齢者のみなさんがとってもいい笑顔をしていたのが印象的!  楽しく撮影をした思い出は一生の宝物になるだろうし、イキイキとした表情を見て、きっと家族も心が温かくなったんじゃないかなぁ。そういった背景を想像しただけで、こちらも幸せな気持ちになります。

製作されたポスターは、みずき会が運営する施設の求人用ポスターとして実際に掲示されるのだそう。完成までに大変な作業を伴うとは思いますが、続編を大いに期待したいところですっ。

参照元:プレスリリース寝たきり銀幕デビュープロジェクト
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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