どんなにおしどり夫婦でも、一緒に生活していくなかで、ついケンカになってしまうことってありますよね? 派手にやり合ったあと、急に我に返って「よく考えたら、私のせいかも……」「いくら何でもちょっと言い過ぎたかな……」と反省することもあるでしょう。

そんな時に、あなたの方から素直に謝ることは素晴らしいことなのですが、その際に、余計な一言でかえって相手をイライラさせたり、火に油を注ぐことになったりすることってないでしょうか?

今回は、心理学者・伊東明氏の著書『人を傷つける女の話し方、明るくする女の話し方』をもとに、“謝罪の際に絶対に言ってはいけないフレーズ2つ”をお届けしたいと思います。

 

■1:「つい感情的になっちゃって」

ケンカの最中についカッとなって「あなたなんかと結婚するんじゃなかった!」など、つい心にもないことを口走ってしまうことはあるでしょう。

たしかに、心理学的に見ても人間は感情に支配されて自分をコントロールできなくなり、脳や身体、ホルモン等のさまざまな作用によって、いつもと違う自分になってしまうことはあるといいます。

それでも、この「つい感情的になっちゃって」を連発するのはよくありません。

1度や2度なら、相手も納得してくれても、何度も続くと確信犯。つまり、言いたいだけ言って人を傷つけても、これを言えば許されると思って反省をしていない人と見なされてしまいます。

「つい感情的になっちゃって」を免罪符として用いがちな人は、日ごろから次のような言い方を心がけてみましょう。

「いくら感情的になっていたとはいえ、ああいう言い方をしたことは本当にごめんなさい」

「あなたが許してくれるからといって、それに甘えてちゃいけないよね。きちんとした言い方ができるようにがんばります」

こうすれば、感情的になってしまうクセがあったとしても、印象は劇的によくなります。夫に愛想を尽かされる前に、「あのときの私は別の私だったの。だから許してよね」という甘えは捨てましょう!

 

■2:「私って○○な人なんで」

「つい感情的になっちゃって」よりも破壊力の大きい一言が、この「私って○○な人なんで」です。

たとえば、夫に無駄遣いを指摘されたら「私ってブランド物大好き人間なんで」、朝ご飯を作らないことに対しては「私、朝は起きられない人なんで」といった具合です。

問題の所在はともかく、“私は○○な人だから変える気はない”さらには“私の事情を理解しないあなたのほうこそおかしい”というニュアンスがにじみ出ており、相手を激しく不快にさせます。

「私、朝は起きられない人なんで」では、“問答無用で私の生活スタイルを認めろ”ということになってしまい、夫の反感をかうばかり。たとえ真っ当な事情があっても、“ただの怠け病”のように見なされかねません。

謝罪するときはもちろんのこと、フラットな状況であっても「私って○○な人なんで」を口にするのは絶対にやめましょう。

 

以上、謝罪の際に絶対に言ってはいけないフレーズ2つをお届けしましたが、いかがでしたか? 本当に悪いと思っているなら、素直に謝り、自己正当化ははからないこと。できれば、何をどう反省しているのかや、今後の改善策まで述べられればきっと許してもらえるでしょう。

夫婦問題に限らず、友人間や職場でのトラブルでも、くれぐれも余計な一言でこじれさせないようにしたいものですね。

 

【参考】

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