新人の頃におかしてしまうミス、経験を積んでうるのにうっかりやってしてしまうミス、そして年齢に関わらずやってしまう取り返しのつかないミス……。 仕事における“失敗”にもさまざまな種類がある。

そんな“失敗してしまった”とき、あなたの周囲には、失敗を怒ってくれる鬼のように厳しい上司がいるだろうか?

できれば厳しい“鬼上司”より、優しい上司のほうが望ましいと考える人は多いかもしれないが、実は“厳しい上司”につくメリットは意外なところであらわれるようだ。

今回は、株式会社キャリアデザインセンターが20~30代女性に対して実施したWebアンケート結果をもとに、“厳しい上司”を持つことのメリットについて考えてみよう。

 

■半数以上が“鬼上司”を持ったことがある!

同社が実施した“上司からの厳しい指導”についての調査によると、どうやら半数の女性に厳しい上司を持った経験があることがわかった。じつに、職場の上司の半分は“仕事に厳しい人”だと考えても良さそうな数値だ。

しかし意外なことに、そうした鬼上司に対して、悪い感情を抱いている人ばかりではないことが明らかになったのだ。

 

■鬼上司に対しての感情は意外と……

同調査で、重ねて“厳しい上司と仕事したことを振り返ってどう思うか?”と問うたところ、振り返ってみれば「あのとき怒ってもらえてよかった」と考えている人が半数以上という結果となった。中には「自分が上司の立場になったとき、あえて嫌われ役をかってくれたと気づいた」という意見もあった。

厳しい上司がいたおかげで、自分の能力が引き出されて仕事の幅が広がったと考える人もいたようだ。また、上司を反面教師として、「どうしたら人に伝わりやすい言い方になるか」を考えたり「忍耐強くなった」という意見もあった。

 

■“理にかなった厳しさ”が大切

たしかに、到底処理しきれないようなことを押し付けたり、態度が横柄だったりと、部下への愛情のない“厳しさ”だけでは、部下もついていけないし、嫌われるだけだろう。

しかし、部下のためを思ってあえて悪役になってくれたり、クライアントの前では部下をフォローし、後で注意点を伝えてくれるなど、厳しさのなかにも“理にかなった厳しさ”を感じてもらえるなら、逆にそれは部下からの信頼や魅力につながるということだろう。

 

以上、厳しい上司のメリット・デメリットをご紹介したが、いかがだろうか?

誰でも必ず失敗することはある。そのときどんな怒り方をしてくれるかで、上司の器がわかるかもしれない。

気分によって周囲に当たり散らす“困った上司”はともかくとして、“理にかなった厳しい上司”の下では、部下の成長も促されそうだ。あなたも自分が上の立場になったときには、これまで経験したことを活かしつつ、部下に“厳しく”接してみてはどうだろうか。

 

【参考】

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