“緑内障”という病気、耳にしたことがある方いらっしゃいますか? 厚生労働省の調べでは、なんと、日本の失明原因の1位は“緑内障”なのだとか!

緑内障は、視神経が傷み視野が狭くなっていく病気ですが、初期には自覚症状が少ないことから、異常に気がついたときには病気がかなり進行していることも多いそうです。視野が欠けてしまえば、日常生活に支障が出るので、なによりも早期に発見することが重要なのです。

今回は、日本アルコン株式会社の「緑内障に関する意識調査」などを参考に、日本の失明原因のワースト1位である“緑内障”の実態についてお伝えします。

 

■失明原因ワースト1位であることを知らない人が圧倒的

“緑内障の患者ではない、もしくは緑内障と診断されたこともない人”120名を対象に実施した調査によると、「日本において緑内障が病気による失明原因第1位である」ことを知らない人は、なんと約8割もの多数にのぼるそう。

また、緑内障について「まったく知らなかった」または「名前のみ知っていた」と回答した人も、約4割に達したとのこと。緑内障は身近な病気であるにもかかわらず、そのリスクについて正しい知識を持っている人が少ない実態があるようですね。

また、緑内障を患う人が、“緑内障と診断されたきっかけ”は、定期健康診断が約半数を占めており、定期健康診断の重要性を改めて認識する結果となったそうです。

では、どんな症状が現れたら、緑内障を疑うべきなのでしょうか?

 

■視野が欠け始めるのが初期症状

眼鏡レンズ専門メーカーの東海光学株式会社のサイト『Eye Life』によると、40歳以上では20人に1人もの高い割合で、“緑内障”に罹患しているという報告もあるそうです(日本緑内障学会緑内障疫学調査)。

緑内障は、詳しくは“慢性緑内障”と、“急性緑内障”という2種類に分類されるそうです。“慢性緑内障”は、症状がかなり進行しないと自覚症状が出ないのが特徴ですが、典型的な症状は、視野の一部が見えなくなる“視野欠損”と呼ばれる状態なのだとか。

ただ、片方の眼に見えない部分があっても、もう一方の視野がカバーすることから、通常の生活では、視野の異常に気づかないことも多いのだそうです。

日頃から、自身の視野が欠けていないか、片目ずつ開けてチェックする習慣を取り入れておくといいでしょう。早期に発見し、治療をしながら進行を遅らせることが、緑内障による失明を予防する重要な策になるようです。

 

いかがでしょうか?

“見えていて当たり前”だと思っているその視界が、いつか見えなくなってしまうかもと考えただけで、ゾッとしてしまいますよね。緑内障は自覚症状が出にくいからこそ、日頃から検診やチェックを怠らないよう、よく注意しておいたほうがよさそうです。

「あれ? ちょっと変かな?」と感じたら、迷わず専門医を受診するように心がけておきましょう。

 

【参考】

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