少子高齢化に結びつく理由の一つとして、“晩婚化”が問題となっている昨今。

平成27年人口動態統計によると、平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.4歳。過去30年で、3歳以上も上がっています。

この数字はさておき、世の男女は、本当に「結婚したくない」のでしょうか?

今回は、成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが、20~29歳の独身男女270人に対して行った「婚活しない理由」のアンケート調査をひも解いていきます。

結婚「したくない」のではなく、「できない」という、切なすぎる理由が隠されていたのです!

20代男女は、本当は結婚「したい」!

まずは、こちらのアンケートを見ていきましょう。

Q. あなたは結婚したいと思いますか?

 20代の独身男女の結婚願望は低いのか?と思いきや、意外な結果に!?

“できるだけ早く結婚したい”(14.7%)、“20代のうちに結婚したい”(32.2%)と、半数近くが「早いうちに結婚したい」と考えているのです。

さらに、“30代で結婚したい”(7.0%)、“そのうちいつかは結婚したい”(12.8%)を総計すると、66.7%と半数をゆうに超える人に、結婚願望があることが判明したのです。

“結婚は考えていない”という意見は、12.8%だけでした。

結婚のための「婚活」には消極的

特定の人がいれば、結婚へと進んでいくのが自然な流れですが、そうでない人が相手を探し求める……。

いつの日からか、その活動が“婚活”と呼ばれるようになりました。意外や意外、結婚願望の高かった20代男女の“婚活率”を見ていきましょう。

Q. 今までに婚活をしたことがありますか?

“現在婚活をしている”(9.7%)、“現在は婚活をしていないが、過去にしたことがある”(7.8%)と、婚活経験者は17.5%と低め。

“婚活をしたことはなく、あまり考えたこともない”(37.8)、“婚活をしたことはなく、これからする予定もない”(14.8%)と、婚活に対して消極的なイメージが52.6%と、半数近くに上っているのです。

結婚する意志はあっても、“婚活”のようにかっちりしたいのではなく、紹介や合コン、学生時代からの付き合いなどから、結婚相手を探していきたい!という気持ちがあるのかもしれませんね。

“婚活をしたことがないが、これからしてみたい”という20代が24.6%というのは、結婚への前向きさの象徴と捉えたいところです。

婚活に興味がないわけではなく、できない理由があるはず!

結婚したい20代男女が多いのに、婚活には消極的な人が多い……。それにはきっと、理由があるはずです。

そんな理由が、明らかになりました。

Q. あなたが現在、婚活をしていないのはどのような理由からですか。

全体を見ていくと、1位は“仕事が忙しいから”(33.0%)、続いて“プライベートが忙しいから”(29.6%)と、「忙しい」理由が上位に。

ここで、「できるだけ早く結婚したい」人にしぼって見ていきましょう。

1位が“勇気が出ないから”(37.7%)、“婚活の方法がわからないから”“プライベートが忙しいから”が、同率(34.0%)で、2位。

意思があっても、思いや行動をなかなか実行できない、内向き志向の男女が多いのでしょうか。

4位“経済的な事情から”(24.5%)と、およそ4人に1人も答えているのです!

1~3位よりも、4位の理由の方が切実で、深刻な問題ではないでしょうか。

以上、“20代男女が結婚できない理由”でしたが、いかがでしょうか?

晩婚化が叫ばれていますが、望んで「結婚しない」のではなく、「結婚したいけれどできない」という、切実な悩みを抱えている人が意外に多い事実が判明しました。

雇用や貧困の問題が、“結婚”にまで結びついているとは。日本社会全体の、深刻な問題なのかもしれません。

そんな若者たちが少なくなり、少しずつでも結婚率が上がっていくと、いいですよね。

【参考】

結婚したい20代の4人に1人が「経済的な事情から」婚活をあきらめていた – 株式会社 パートナーエージェント

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