ちょうど転職を考えている人、あるいは転職して間もないという人は、要注目!

毎月給与からひかれている“雇用保険”。仕事を失ったときに“失業保険”をもらうためのもの、ということは多くの人が知っていることだろう。

しかし転職した後に、前の職場より給料が下がってしまった場合にも、もらえるお金があることを、知っている人は少ないのでは?

せっかくの制度、知らずに使わないのはもったいなさ過ぎる! ということで今回は、厚生労働省のWebサイトの情報を元に、この“就業促進定着手当”を受け取れる条件について、いっしょに確認してみよう。

 

■1:雇用保険に加入している会社で6か月以上雇用されていること

“転職先で6か月以上働いている”ということがまず一つ目の条件だ。しかし、A社に2か月、B社に4か月で、合計6か月というのではNG。1社で6か月以上働いている必要があるのだ。

加えて転職先の会社が雇用保険に加入している必要がある。入社する際は雇用保険に加入しているかどうか、確認しておきたい。

 

■2:再就職後の賃金が前職より下回っていること

再就職して6か月間の賃金から1日分を割りだし、それを前職の1日分の給料と比べて、新しい企業での給料のほうが安いことが条件となる。

支給される額を計算するときは以下の式で計算できる。

<離職前の賃金日額 - 再就職後6か月間の 賃金の1日分の額 × 再就職後6か月間の賃金の 支払基礎となった日数>

ただし、前職の賃金には下限・上限額があったり、再就職後日数の数え方は月給制と日給・時給制で計算方法が違ったり、さまざまな詳細条件がある。実際の計算方法や対象になるかならないかなどの詳細は個々の事情によって異なるので、ハローワークに問い合わせてみてほしい。

 

■3:“再就職手当”をもらっていること

再就職手当とは、失業保険をもらっている最中に仕事が決まったとき、ある一定条件の元でもらえる手当である。

“就業促進定着手当”を受けるには、この再就職手当を受給していることが条件なので、そもそも失業保険の認定を受けずに次の会社が決まっていたり、失業保険を全額受け取った場合は対象外となってしまう。

 

以上、転職して給料が下がるともらえる“就業促進定着手当”についてご紹介したが、いかがだろうか?

耳慣れない言葉ばかりで難しいように感じるが、仕事を辞め、次の会社を探すとき、“失業保険以外にももらえる手当がある”ことだけは覚えておこう。詳細はハローワークに行くと丁寧に教えてくれるので、転職を考えている人はまずハローワークで相談してみるとよいだろう。

 

【参考】

※ 再就職手当を受給した皆さんへ – 厚生労働省

あわせて読みたい