最近少々お疲れ気味という方、そんな方にオススメなのが“玉ねぎ”。でも、ただ玉ねぎを食べればよいというわけではありません。ポイントは、“切り方”にあるのです。
今回は管理栄養士であるHARUKAさんに、疲労回復のために食べたい玉ねぎの切り方と調理例についてお伺いしてきました。

どんな切り方がよい?

玉ねぎは通年市場に出回り、料理に使いやすく保存もきくことから、常備されている方も多いのではないでしょうか。

そんな料理に大活躍の玉ねぎ、実は切り方によって疲労回復効果が期待できるとのこと。その切り方とはずばり、“繊維に垂直”に切ることです。

HARUKA「玉ねぎは硫化アリルという栄養を含んでいます。
硫化アリルは血液をサラサラにし、ビタミンB1の吸収を促す効果をもつのですが、繊維に垂直に切って硫化アリルを空気に触れさせることでその効果を高めます。
硫化アリルは体内に入るとアリシンという成分に変わり、さらにビタミンB1とくっつくことでアリチアミンという、いわゆるスーパービタミンB1に変わります。通常ビタミンBは水溶性のため体内に長く留まることができないのですが、アリチアミンは脂溶性のため長く留まることが可能です。
ビタミンB1は不足すると疲労感やイライラに繋がるとされていますので、アリチアミンとして体内に留まることでビタミンB1の吸収を促し、疲労回復効果を得ることができるのです」

日々の家事や育児、また仕事などで疲れがとれない方は、玉ねぎを切るときは、繊維に垂直に切って調理してみてくださいね。

では具体的にどんなメニューがオススメなのでしょうか?

疲労回復のための玉ねぎメニュー

疲労回復のためには、ビタミンB1を多く含む、豚肉と一緒に摂るのがオススメとのことです。

豚汁

ポークカレー

冷しゃぶサラダ

玉ねぎ入り生姜焼き

自分はもちろん、疲れて帰ってきたお子さんや、いつも仕事を頑張っているパパへ、これらのメニューを振る舞って疲労をとってあげるのはいかがでしょうか?

HARUKA「ちなみに、辛味を抑えるために玉ねぎを水にさらす方法をとられる方もいらっしゃいますが、水にさらすと硫化アリルが流れ出てしまいます。できれば水にさらさず、切って放置するようにしてください。空気に触れるだけでもある程度辛味を抑えることができます。
さらに切った後しばらく放置することは、有効成分を増やし、かつ加熱にも強くなりますので、火を使った調理でも栄養を逃がしません」

なお、HARUKAさんによると、「玉ねぎを切ると涙がでるので苦手……」という方は、冷蔵庫で玉ねぎを冷やしてから切ると目にしみにくいとのことでした。ぜひ試してみてくださいね!

疲労回復効果が期待できる玉ねぎの切り方と調理メニューについてをお伝えしましたが、いかがでしたか?

咳や鼻水がつらいときに、切った玉ねぎを枕元に置くと楽にしてくれると言われている説もあり、玉ねぎの活用法は食べる以外にもありそうです。大活躍の玉ねぎは、もしかするとパパよりも役に立つかもしれませんね!?

(ライター 沖田かへ)

あわせて読みたい

元の記事を表示