あなたは上司や同僚から「コンテンツマーケティングって何?」と聞かれて、うまく答えられるだろうか?

株式会社ジャストシステムが、セルフ型アンケートサービス『Fastask(ファストアスク)』を利用して行った調査によると、企画やマーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析といった職種の人でも、“コンテンツマーケティング”の認知率は51.8%であったという。日頃マーケティングに関わっているはずの人たちでも、半数近くが知らないという現状のようだ。

このように、まだまだ知られていない言葉かもしれないが、『Twitter』や『Facebook』などがここまで普及し、一般的なツールになった今、ビジネスパーソンとして見過ごすことはできない言葉の一つでもある。人気の『LINE』でも、情報発信できるコミュニケーションツール『LINE@』が、飲食店などの店舗だけでなく、個人でもビジネス利用が可能になるなど、汎用性が高まっている。

そこで今回は、同調査結果を参考に、現役マーケッターたちが考えている“コンテンツマーケティング”の要点についてお伝えしよう。直接マーケティングに関係がない職種の人も、ぜひこの機会にチェックしておこう。

 

■いま注目の手法1位は“動画コンテンツ”

コンテンツマーケティングといえば、”あらゆるコンテンツを使って、顧客に自社の製品の購買の動機づけを行うもの”といえる。たくさんの人にリーチするためには、もちろん“拡散”してもらうことが重要だ。その手法として注目されているのが“動画コンテンツ”である。

同調査では、52.0%の人が実施してみたいと回答しているが、最近は若い世代が動画を使ったアプリなどをよく利用している。『Vine』や『Mixchannel』、また、『Twitter』や『Instagram』でも動画を流すことができるため、今後一番注目される手法であろう。

 

■効果を感じるのは“Web流入の増加”と“Web拡散”

“コンテンツ経由でのWebサイト流入が増えた”、“コンテンツ自体がWebで拡散することが増えた”という効果を得られた人は、それぞれ37.8%。次に、“コンテンツ経由での売上げや問い合わせが伸びてきた(33.3%)”という結果となり、約4割がインターネット上での情報の広まりを感じている。

動画や、リアルなイベントに関わらず、その後の効果として実感が一番わくのはSNSなどの力が大きいのではないだろうか。何か顧客にリーチしたい情報がある場合は、いかに拡散されやすいか、また、興味を持った顧客がスマートフォンからでもアクセスしやすいかどうかは非常に重要なポイントといえる。

 

■課題は“成果があがるまで時間がかかること”

ただし、SNSなどの運用を仕事にしている人なら身にしみてわかるだろうが、このような効果はすぐには出ない。地道な活動が必要であり、上司からの評価もなかなかされないこともあるだろう。

しかし、今の時代インターネット上での情報の拡散力を甘く見てはいけない。ちょっとしたある小さな店舗の商品が、あっという間に有名になることもありえる。それは、SNSなどのインターネットの力でなければ起こすことができないものだ。SNS自体の運用は、運用する人件費以外の費用がかからない。これはうまく活用しない手はないだろう。

 

以上、現場担当なら知っておきたいコンテンツマーケティングの要点についてご紹介したが、いかがだろうか?

「自分はマーケティングの部署と関係ないし……」と思う人もいるかもしれないが、現場の担当だからこそ持っている生のコンテンツはたくさんあるはず。そういったコンテンツこそ、顧客の興味を惹きつけることができるのだ。何億もの費用が必要なテレビCM等に比べると、チャレンジしやすい手法である。ぜひトライしてみてほしい。

 

【参考】

※ マーケッターに聞く!コンテンツマーケティング実態調査 – 株式会社ジャストシステム

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