昔は、「好きだ」とか「かわいいね」とか優しい言葉をかけてくれたのに……、「釣った魚には餌をやらないとはまさにこのことか!」と夫に対して憤慨している方、多いのではないでしょうか?

でも、ママ友同士の会話でもこの手の愚痴はよく耳にしますし、どこの家庭でも似たようなものかも、という気もしますよね。実際のところどうなんでしょうか? 

そこで今回は、ワタベウェディング株式会社が20代~80代の既婚573名の男女を対象に実施した「愛妻家に関する意識調査」により明らかになった、“夫婦間の愛情表現についての意外な実態”をご紹介しつつ、男女間の愛情表現の違いについてお届けします。

 

■実は妻より夫のほうが愛情表現が豊か?

同調査では、パートナーとのスキンシップや愛情表現のなかで、「人前でも手をつなげる」「愛していると言っている」「写真を持ち歩いている」「家に家族写真を飾っている」「のろけ話をする」「人から愛妻家(愛夫家)と言われる」という6つの項目について、アンケートを取っています。

その結果、意外にも「のろけ話をする」(男性55.0%、女性66.0%)を除くすべての項目で男性のポイントの方が上回る結果となったのです。

特に、男女差が大きいのは「愛していると言っている」という項目。男性は52.2%、女性は42.0%と約10ポイントの開きがありました。結婚後にも愛の言葉を発している男性が過半数というのは、ちょっと意外ではないですか?

 

■愛情表現にまつわる男女の違いとは?

この結果を見て、「えーっ、もしかしてみんなラブラブなのを隠してるだけ!?」と不安になった方も多いかもしれませんね。

しかし、ちょっと落ち着いて考えてみてください。ここで注目したいのは、今回のアンケートが「パートナーが自分にしてくれるか」という他者評価ではなく、「自分がパートナーにやっているか」という自己評価であるという点。

つまり、過半数の夫は愛していると言っている“つもり”なのだけれど、妻にはそれが届いていないという可能性も否定できません。というのも、『WooRis』の過去記事「今知らないと破局する!男の愛情表現は驚くほど女と違う」によれば、愛情表現についての解釈は男女で大きく異なるというのです。

心理コーディネーターの織田隼人氏によれば、女性は人に愛情を示すときには“思いやり”を中心とした愛情表現をするのに対し、男性は相手にものを与えたり、お金を与えたり、相手を危険から守ったり、相手の困っていることを解決したり、というような“物理的”なところで愛情を示す傾向があるといいます。

 

■愛情表現の個人単位での4タイプ分類

さらに、個人単位でも、愛情表現の方法は大きく分けると“言葉・スキンシップ・行動・時間の共有”の4タイプに分かれるとのこと。

つまり、言葉やスキンシップで愛情を表現する人もいれば、荷物を持ってあげるなど行動で表現する人、あるいは一緒に過ごす時間を楽しむことに重きを置く人など、何が“愛情表現”かは性別による差異だけでなく、個人差も大きいといえます。

ですから、もしあなたが言葉を重視するタイプで「夫は愛してるなんて全然言ってくれないし、私に対して冷たい!」と不満に思っていたとしても、夫婦間で愛情表現についての解釈が異なるだけとも考えられるのです。

夫は毎日仕事をがんばったり、一緒に買い物に行った際に荷物を持ったりすることこそが愛情表現だと考えており、それで「愛してる」と言っている“つもり”になっているのかもしれませんよ。

 

以上、“夫婦間の愛情表現についての意外な実態”と男女間の愛情表現の違いについてお届けしましたがいかがでしたか? もし今回の結果について「うちの夫は平均以下か……」と残念に思ったとしても、夫の方もあなたに対して「もっと優しくしてほしい」と思っているかも……。

夫に不満を募らせる前に、この機会にあなた自身が”夫はどんな愛情表現を喜ぶのか”について考えたり、夫婦で“どんなことをされると嬉しいか”について話し合ってみてはいかがでしょうか? 

 

【参考】

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