新学年が始まってあっという間に1ヶ月以上が経ちました。子どもが毎日元気に登校して学べるよう、日々の食事の栄養バランスに気を遣っているママたちも多いはず。そこで今回は、カゴメが幼稚園・保育園~高校生の子どもを持つ全国の女性830名を対象に実施した「子どもの野菜摂取」に関する意識調査の結果をご紹介しましょう!

96%の子どもの野菜摂取量が足りてない!

厚生労働省が推奨する「4つの食品群年齢別・性別・生活活動強度別食品構成」によると、子どもの理想的な野菜の摂取量は、3~5歳(幼稚園)が240g、6~7歳(小学1年)が270g、8~9歳(小学2・3年)が300g、そして10歳以上(小学4年以上)が350gだそうです。

大人でもこれだけ食べるのはなかなか難しいのに、子どもが必要な野菜をきちんと摂取しているかどうかは怪しいところ。

カゴメの調査によると、なんと「1日の野菜摂取量が足りていない子ども」が96%、「1日の野菜摂取量が足りている子ども」はたったの4%だそうです!

しかし、34%もの親が、自分の子どもの野菜摂取量は足りていると誤解しているそう。さらに、「うちの子は足りてるわ!」と思っている親のうちなんと93%が、実際は子どもの野菜摂取量が足りないそうなのです!

親が信じているほど、子どもの栄養バランスはとれていない可能性があるということです!

もっと野菜を摂取できるよう、献立を見直したり、料理法を工夫する必要があるのかもしれませんね。

子どもが好きな野菜、嫌いな野菜はどれ?

同調査で子どもたちの好きな野菜と嫌いな野菜を聞いたところ、まず好きな野菜は、

1位・・・じゃがいも(64.7%)
2位・・・さつまいも(62.3%)
3位・・・とうもろこし(59.9%)
4位・・・枝豆(56.5%)
5位・・・きゅうり(54.3%)

という結果に。次に嫌いな野菜は、

1位・・・しゅんぎく(40.1%)
2位・・・ししとう(32.9%)
3位・・・ピーマン(29.2%)
4位・・・トマト(22.3%)
5位・・・オクラ(18.9%)

子どもはイモ類など調理すると甘みが出て調理のバラエティが多い野菜が好きですよね。一方で、苦みの強い野菜や緑黄色野菜を嫌う傾向が強いようです。

「嫌いな野菜があると全然食べない!」という場合、好きな野菜に偏らないよう組み合わせて食べさせても良いかも。

子どもにより好き嫌いは異なりますが、苦手な野菜でもメニューにうまく取り入れて克服できれば、食べる量を増やしていけるかもしれません。

親たちが実行する“子どもに野菜を食べさせる工夫”

では、世の親たちはどのように子どもに野菜を食べさせる努力をしているのでしょうか? 筆者の周りの“子持ち主婦”たちに、やっている工夫や努力を聞いてみました。

「小さい頃から野菜が好きで、無理矢理食べさせる努力はしなくても自分で食べてました。ただニンジンやキュウリなど好きな野菜に偏りがちなので、普段あまり食べない野菜は鍋にしたりスープに入れるなどしてバラエティと量を工夫しています」(Mさん、子ども17歳と12歳)
「原型を留めている野菜を拒否してしまうため、細かく切って料理に入れたり、形が見えると食べない野菜は餃子や春巻に入れるなど隠して食べさせたりしてます」(Kさん、子ども7歳)
「庭に菜園があり、一緒に水をあげたりしているうちに野菜や果物に興味を持つようになりました。たまにその野菜を使った料理も一緒にしていますが、トマトなど食べないものはパスタのトマトソースだけで合格。料理になるべく多く野菜を入れて、量を増やす努力をしています」(Tさん、子ども12歳と6歳)

ということです。

ちなみに筆者宅でも食べる野菜は偏っていますが、食べる量を増やすために「○○を食べたら××してもいいよ」などの作戦を使ってしまうことも……!

ちなみに、過去記事「完食率なんと2倍!“子どもの野菜嫌い”を克服させる秘策が研究で判明」によると、子どもに野菜を食べさせるときネーミングを工夫すると完食率がアップする結果が出たそうです。

「ブロッコリー」を「緑のモコモコブロッコリー」と呼んでみたり、「グリンピース」を「おバカでグズなグリンピース」と呼んでみたり。

ただしこれは幼い子どもにしか効かない手かもしれません。

子どもの年齢に合わせていろいろな工夫をしつつ、必要な量の野菜が摂れるようにしてあげたいですね。

(ライター 相馬佳)

【参考】

※ 「子どもの野菜摂取」に関する意識調査 – カゴメ

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