「世界で一番嫌いなものはゴキブリ!」という方も多いはず。「1匹見たら30匹」「1匹いたら100匹いる」などと言われるゴキブリですが、実際に繁殖力は高く、1匹のゴキブリが生涯で産む卵の数はおおよそ300個だそう。
ではそんなゴキブリたちは、いったい家のどこに潜んでいるのでしょうか?
今回は、さまざまな害虫対策に携わるアース製薬の渡辺優一さんのお話を参考に、家の中でゴキブリが潜んでいる場所を3つお伝えします。

1:キッチンにある家電製品の裏

渡辺さんは、家の中でゴキブリが潜んでいる場所のひとつに“キッチンにある家電製品”をあげています。

「ゴキブリが好む場所は、(1)エサがある(2)暗い(3)せまい(4)暖かい(5)ジメジメしている、といった場所です。そのため、キッチンに置いている家電製品の裏はゴキブリにとって居心地のいい場所でしょう」

ゴキブリとの遭遇率が高いキッチン。中でも家電製品の裏はゴキブリの温床になりやすいのだそう。冷蔵庫や電子レンジなど、普段動かすことのない家電製品の裏には、もしかしたらゴキブリの巣があるのかもしれません。

キッチンはどうしてもエサになるものが多い場所。夕食の食べ残しや常温保存している食材なども、ゴキブリ対策としてはすべて冷蔵庫に入れておいたほうがよさそうですね。

2:直置きしている物の下

「ゴキブリは隙間を好みますから、すっきりした場所よりも物が置いてある床近くにいることのほうが多いです。床近くのほうが隠れ場所が多く、移動もしやすいですからね」

ゴキブリを飼育するアース製薬では、ゴキブリを入れている容器にゴキブリが隠れられるシェルターを入れ、隙間を作っているのだとか。ゴキブリにとっては何もない空間ではなく、隙間のある場所が住みやすい場所なのです。

つまり、床に直置きしている物が多ければ多いほど、住みやすい場所を提供しているというわけです。

「基本は整理整頓と清潔、そしてできるだけ物を置かずにシンプルにしておくことです」

雑誌や新聞紙などを、まとめて床に置いてはいませんか? 片づけようとしたそのとき、そこからカサカサッ……なんて想像もしたくないですよね。物を直置きしない習慣をつけましょう。

3:ゴキブリ退治後のゴミ箱

殺虫剤をかける、スリッパで叩くなど、ゴキブリの退治方法はさまざまですが、退治したあとはどのように処理していますか? ティッシュなどでつまんでゴミ箱にポイッとしている方は、もしかしたら要注意かもしれません。

「1匹のゴキブリが生涯に産む卵の数はおおよそ300個です。一度に産む卵が30個程度、寿命が6ヶ月ほどですから、卵を持って移動している可能性は十分にありえます。

ゴキブリは自分が死んでしまう間際に、卵だけ残すことがあります。つまりゴキブリを退治したと思って捨てたのに、そこからゴキブリが発生してしまうことがあるのです。

ゴキブリはどういった形で退治したとしても、確実に密閉して廃棄することをおすすめします」

ゴキブリの死骸はビニール袋などに入れて、そこから出てこられないように口をしっかりしばることが重要ですね。

ゴキブリを凍結させるスプレーなども市販されていますが、凍結させるだけでは死に至らしめることができず、温度が戻ると復活してしまうとのこと。凍結だけでなく、しっかり殺虫できるものを選ぶようにしましょう!

いかがでしたか?

これからの季節、ゴキブリの繁殖期がピークを迎えます。遭遇率を減らすためにも、潜んでいる場所に対策をしたり、潜む場所をできる限り減らす工夫をしていきたいですね!

(ライター 沖田かへ)

【取材協力】

※ 渡辺優一 ・・・アース製薬株式会社 殺虫剤ブランドマネージャー。冷撃効果でゴキブリの動きを止め、天然成分ハッカ油で殺虫する『ナチュラス 凍らすジェットゴキブリ秒殺』や、ペットや子どものいる家庭にオススメの、おくだけ簡単なゴキブリよけ『ナチュラス 天然ハーブのゴキブリよけ』を発売。予防や駆除に役立つ、ゴキブリの目線に立った動画『初体験! 私たちの知らないGの世界』も公開中。

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