毎日朝から晩まで働き、クタクタになって帰宅。「やっぱり専業主婦が向いているのかも……」と思う女性もいるかもしれません。しかし逆に、専業主婦で朝から晩まで家事・育児に明け暮れながら、「本当は外で働きたいのに……!」と悶々とする女性も多いはず。

共働き主婦と専業主婦は、今の自分たちの現状について、どう感じているのでしょうか?

今回は、ソニー生命保険が20~69歳の女性1,000人を対象に実施した「女性の活躍に関する意識調査2017」の結果をご紹介します!

“女性の社会進出は不利”と思う有職女性が約8割も!

調査ではまず、有職女性に“生活や仕事に関する内容”をいくつか提示し、それぞれそう思うか、思わないかを尋ねました。

その結果「現在の生活に満足している」に対しては、「非常にそう思う」(4.9%)、「ややそう思う」(34.1%)と答えたのが合計39.0%と、やや低めの数字に。

一方、「女性が社会で働くには、不利な点が多い」については、「非常にそう思う」(29.5%)、「ややそう思う」(50.0%)と合計79.5%も! 約8割が女性の社会進出を困難に感じていることが判明しました。

そして「本当は専業主婦になりたい」については、15.9%が「非常にそう思う」、23.3%が「ややそう思う」と回答。有職女性の約4割が毎日働くことに疲れやストレスを感じ、専業主婦に憧れを抱いているようです。

何割が働きたい? 専業主婦の本音は……

では、専業主婦はどう思っているのでしょうか?

まず「現在の生活に満足している」には、6.1%が「非常にそう思う」、48.0%が「ややそう思う」と回答。合わせて54.1%と、有職女性よりも生活の満足度が高いことが判明しました。

しかし、専業主婦にはまた別の悩みがあるよう。

「老後の生活が心配だ」について、「非常にそう思う」と答えたのは46.6%、「ややそう思う」は36.4%で、合計83.0%という高い数字に! 専業主婦の場合、世帯収入が夫の収入のみの場合が多く、将来離婚や死別、病気などのハプニングがあると収入源がなくなることも考えられます。

「本当は外に働きに行きたい」については、9.9%が「非常にそう思う」、28.2%が「ややそう思う」と答え、4割弱が専業主婦生活に不満を抱いていることが判明しました。

働く形態を変えれば、子育て後の復職は難しくない

調査の結果、有職女性と専業主婦のそれぞれ4割がお互いを「うらやましい」と感じていることが分かりました。どうやら“隣の芝生は青く見える”ようですね。

しかし専業主婦で「子育て後の再就職は難しい」と考える人は約8割。何か特別なスキルがない限り、一度仕事をやめると再就職するのは確かに難しいかもしれません。

そこで今回は、筆者の知人で子育て後に再就職した人の経験を聞いてみました。

(1)休職中に資格を取った

Tさんは出産後に退職し、子どもが3歳になるまで育児に専念。その間、夫や家族の協力を得てハワイ州のマッサージ資格を取り、現在は子どもが保育園に行っている間の9~15時までパートタイムとして勤務しているそうです。

「パートタイムでも、以前フルタイムで働いていた頃より収入が増えて、手に職もつけたので、以前より仕事の満足感もアップしました」と話します。

(2)フリーランスに切り替えた

出版社で編集者として勤めていたKさん。出産後いったん復職しましたが、子育てとの両立が難しく1年で退職。そのうち再び妊娠していることが分かり、外に働きに出ることは断念。出社する必要のないフリーランスの仕事をすることにしました。

「下の子が2歳になったら保育園に預けて、仕事量を増やします」ということですが、フリーランスまたはリモートワークの形態で働く予定だそうです。

以上、有職女性と専業主婦の生活満足度および仕事についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

妊娠・出産を理由に退職しても、退職前や休職(離職)中に復職計画を立てて実行することで、勤務形態や職種を変えるなどして再就職することはもちろん可能です。職種や企業によっては、仕事を辞める前と同じ状況で働くこともできるでしょう。

「どうせ無理だわ……」と諦めず、まずは資格取得などスキルアップに向けて努力してみてくださいね!

【参考】

※ 女性の活躍に関する意識調査2017 – ソニー生命保険

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