3組に1組の夫婦が離婚すると言われる現代。実際に離婚した夫婦だけではなく「いつか離婚したい」と思う潜在的離婚予備軍も多いはず。では妻たちが「離婚したい」と思いながらできない理由は何でしょうか?
そこで今回は、『WooRis』が既婚女性475人を対象に実施した独自調査の結果と、経験者が離婚前に実行したこと2つをご紹介します!

「夫と離婚したい」と密かに思う妻が2割も!

調査ではまず、既婚女性475人に「あなたは、“夫と離婚したい”と思っていますか?」と尋ねたところ、「いいえ」と答えた人が圧倒的に多く82.7%。そして、「はい」と答えた人は17.3%という結果になりました。

2割の主婦が「夫と離婚したい」と思っていることは、決して少なくない数字と言えるのではないでしょうか。

では、離婚願望があるのに離婚できないでいる妻たちの理由とはいったい何でしょうか?

「離婚したくても思いとどまっている理由は何ですか?(複数回答可)」と尋ねると、

同率5位・・・子どもを夫から離したくないから(11.0%)

同率5位・・・仕事が見つからないから(11.0%)

4位・・・世間体が悪いから(12.2%)

3位・・・手続きが面倒だから(17.1%)

2位・・・子どもが小さいから(32.9%)

1位・・・経済的に自立するのが無理だから(48.8%)

という結果になりました。

2位「子どもが小さいから」は、子どもの気持ちの問題だけではなく、離婚後に子どもが母親か父親のどちらかと暮らすことを想定した場合に、働きながら小さな子どもの十分なケアが難しいことを懸念して、というケースも考えられます。

1位は圧倒的に「経済的に独立するのが無理だから」。結婚・出産を機に専業主婦になっていたり、パートの収入だけしかないという場合は、確かに離婚してすぐに経済的に自立するのは困難かもしれません。

子どもがいる場合は、自分1人の場合より出費が多くなるだけでなく、仕事中に預けられる保育園やチャイルドケアを探す必要も出てきます。さらに子どもの世話をしたり、勉強をみたり……といった時間も捻出しなければなりません。

子どもがいる場合は特に、離婚する前にしっかりとした将来の計画を立てることが重要になりそうですね。

離婚経験者が“離婚実行前にしたこと”事例2つ

子どもがある程度大きくなっている場合でも、離婚後の状況に順応することが大変な場合もあります。

筆者の知人の場合、長男が11歳、長女が7歳のときに離婚しましたが、離婚や環境の大きな変化に対する子どもたちの精神的なショックはかなり大きかったようです。

どちらにしても、子どもがいる場合の離婚が大変であることは確か。では子連れで離婚した女性たちは、実際に離婚する前にどんな準備をするものなのでしょうか?

筆者の周囲で、子連れ離婚を経験した女性2人に聞いてみました。

(1)法的な調査と仕事スキルの習得

1人目は、1人娘が6歳のときに離婚したRさん(45)。

「実は子どもが2歳くらいのときからずっと離婚しようと思っていて、法的なことなどをいろいろ調べていた」そうです。

しかしすぐには無理だと悟り、4年間の準備期間を置いたそう。その間に仕事のスキルを身に付けて就職、経済的に軌道に乗った後に正式に離婚したそうです。

(2)実家の近くに引っ越した

2人目は、2歳の男の子を抱えて夫と別居したHさん(43)。

実家から5分以内の場所に引っ越し、両親が経営する店の経理として働き始めた後で離婚。その後両親は店の経営をHさんと弟さんに任せて引退し、子どもは今8歳になりました。

「甘えてばかりで申し訳ないんですが、両親は私と子どもの状況をよく理解してくれて、引退した後は子どもを学校に迎えに行って面倒を見てくれるなど、助けてくれています」とHさん。

家族のおかげで寂しい思いをすることもなく、子どもは父親との交流も続けているそうです。

いかがでしょうか?

離婚はできれば避けたほうがいいことなのかもしれません。しかし、もし決心を固めた場合には、衝動的に行動せずに事前の準備をしっかりすることをお勧めします。

(ライター 相馬佳)

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