このご時世、突然会社が倒産したりリストラされたりと、予想しなかった悲劇が起こることもありますよね。

そんな状況に陥る前に考えておきたいのが、“副収入”を得る方法。しかし副業するには時間的・体力的に難しい場合も……。また、日本では銀行の金利が0%に近く、預けていてもお金が大きく殖えることは期待できないため、「じゃあ、不動産投資はどうかしら!?」と思う人もいるかもしれません。

そこで今回は、中古不動産のプラットホームを運営するGA technologies(ジーエーテクノロジーズ)が20代〜50代の男女456名を対象に実施した「不動産投資動向に関する意識調査」の結果をご紹介します。

不動産投資をする人の年収は「400万円未満」が最多 !

調査で「不動産投資経験者の年収」について尋ねたところ、全体では「400万円未満」が最多で30.9%。次に「400~500万円未満」(17.5%)、「500~600万円未満」(16.9%)という結果になりました。

しかし20代投資家だけを見ると、「400万円未満」が40.0%と圧倒的。「400~500万円未満」も25.8%と2番目に多い結果となりました。

どうやら、そこまで収入ではなくても不動産投資は始められるよう。「もしかしたら、私にもできるかも……!?」と思った女性もいるかもしれませんね。

次に「不動産投資を始めた理由」を尋ねると、全体の1位は「副業として」(27.6%)、2位は「老後への不安のため」(21.7%)、3位が「貯蓄の代わり」(19.7%)という結果に。副業感覚で不動産投資を始める人が多いことがわかります。

始めたきっかけなど、不動産投資にまつわるエピソードとして寄せられた声は、

「副業で少しでも収入を増やしたかったから」

「老後の不安があったので。資金面の充実をしたかった」

「将来的に独立起業を検討しており、その資金を貯えるため」

と様々ですが、将来を考えて投資を始める姿勢は見習いたいものですね!

不動産投資のプロに聞く! 初心者がまずすべきこと

不動産投資に興味を持ったはいいものの、「どこから始めていいのか分からない!」という方のために、日本と米国ハワイ州で不動産販売免許を持つ不動産投資のプロ、天方エバンさんにお話を伺いました。

――初心者が不動産投資を始めるのにあたって、まずすべきことは何でしょうか?

「まずは勉強です。不動産投資については様々な本が出ていますし、セミナーも多くあります。しかし業者が企画しているセミナーは販売目的のものも多いので注意が必要。本気で始めたいのであれば、大家さん仲間の勉強会に参加することがオススメです。僕も最初はそうでした」

――不動産投資を始めるにあたって、どの程度の貯金が必要ですか?

「ローンが下りるのであれば、数百万円あれば始められるでしょう。またフルローンといって、アパートローンを自己資金なしで借り入れることができるケースがありますが、個人的には返済比率が大きくなりすぎるのでお勧めしません。例えば、一斉退去など予期せぬことが起きたときにきちんと返済できるのか、というリスクヘッジも必要です」

――物件は首都圏で探したほうが有利ですか?

「東京で探せば価格が高いので利回りは下がりますが、空室率や出口(売却)で困ることは少ないかもしれません。逆に地方に行けば安いですが、なかなか満室にならなかったり、将来的に価格が下落する可能性もあります。

自分の住む地域で探せば、遠隔地より小さな変化を肌で感じることができますし、物件が近くにあり管理しやすいメリットもあります。東京も地方もメリット・デメリットがあるのでよく検討すべきですね」

以上、不動産投資動向の意識調査と投資を始めるコツでしたが、いかがでしょうか?

不動産投資のリスクを避けるコツとして、天方さんは「リスクヘッジのためには、自己資金を殖やすこと。自己資金が多いと返済率が減りますので無理なく賃貸経営できます」と話してくれました。一方、「不動産投資には多少のリスクが付き物ですが、リスクを負わなけれれば成功もないことをお忘れなく」とも。

興味のある方は、不動産投資に関する本を読んだり、ネットで調べたりすることから始めてみてくださいね!

【取材協力】

※ 天方エバン(あまかたえばん)・・・横浜市出身。上智大学比較文学部から米コロラド州の大学に編入し、卒業後IBMに入社。長野オリンピックやシドニー オリンピックなどでIT技術に関わった経験を持つ。現在は日本とハワイで不動産免許を所持する 不動産業者で、ハワイでは「Live Love Hawaii Realty LLC」を経営。著書に『不動産投資で“ハワイ”へ移住 ~元サラリーマンが日本の家賃収入で“Oh!Yeah”なセミリタイア生活を満喫中!~』(ごま書房新社)がある。日本で不動産投資に関するセミナーも多数開催。

【参考】

※ 不動産投資動向に関する意識調査 – GA technologies

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