Instagram Storiesを利用したマーケティングが米国で進んでいます。コスメ業界でも、Instagramの既存フォロアー数百万人に対して、ダイレクトなコミュニケーション訴求が可能なことから今注目を集めています。

メジャーブランド「ロレアル」の場合

コスメ業界で、Instagram Storiesにもっとも早い段階で飛びついたのはロレアルでした。ロレアルはInstagramフォロアーのファンに対して、Storiesを利用して新しいオフィスをお披露目したり、新商品紹介に利用したりしています。

(※画像出典:https://www.instagram.com/lorealmakeup ロレアルのInstagramより。)

ロレアルはInstagram Storiesへの初投稿の際に、10万ビューを記録したと報告しています。今後はこれまでSnapchat上でもフォロアーの反応が良かった、インフルエンサーによるアカウント乗っ取り企画や、オフィスの様子を覗くような企画をInstagram Storiesで行う予定です。Instagramを頻繁にチェックしていないと見ることができないという、Instagram Storiesの特徴を生かし、ロイヤルファンにウケのいい企画を頻繁に企画するというのです。

ソーシャルメディアマーケティングを手掛けるユニオンメトリックスのブログによると、多くのブランドは、メインのInstagramアカウントページでは、ブランディング上の計算をし尽くされ、キュレーションされたイメージコンテンツを蓄積しています。

その一方でInstagram Storiesでは、24時間しかコンテンツが残らない性質を利用して、アカウントページへの投稿とは異なる「B-Rollコンテンツ(=2番手コンテンツ、サブコンテンツ)」をアップし、より親近感やリアリティを重視したアプローチを試みています。具体的には、スマホで撮影したような画質で、ハウツーものや体験ネタ、訪問ネタなどの、簡素で直接的な内容のコンテンツが多いのが特徴です。

また、24時間という一定の時間の中で、フォロアーからの直接的なフィードバックを得られるため、そのレスポンスをマーケティングに生かしているブランドも増えているようです。